今夜の肴は大きな茄子に葉生姜。
夏の終わり、ちょっと涼しくなり始めたこんな夜の酒膳にピッタリの肴です。
気がつけば夜の虫の音はセミから鈴虫に変わりつつあります。
暑い夏もやがて終わり、秋がやって来るのですよ。
思い残すことがないようにしばらくは夏の食材の晩酌が増えそうです(^^)。
トロ茄子ステーキの肉味噌添え
今日は「前橋トロなす」というでっかい茄子が手に入ったので、こいつをステーキにしてみました。
米ナスをちょっと大きくして皮を白くしたようなこの茄子、トロ茄子以外にも白丸茄子とか青茄子と呼ばれるそうで、焼くとトロトロになるとか。
米ナスは何度か使ったことあるけど、このトロ茄子は初めてです。
「焼くとトロトロになる」というのでシンプルに縦半分に割ってステーキにしてみました。
確かに火が通りやすく、両面を弱火で軽く焼いただけで柔らかくなりましたよ。
焼くだけでは味気ないので肉味噌を添えていただきました。
これ、確かにトロトロで美味しいです。
今日は肉味噌添えにしたけど、普通の焼肉のタレとかステーキソースとかでもイケそうですね。
今年はシーズンも終わりなようなので、また来年見かけたら食べてみたい食材なのでした(^^)。
レシピ:肉味噌
::材料
- 豚ひき肉 200g
- 長ネギの白いところ 1本分
- 味噌 大さじ3
- 酒 大さじ3
- みりん 大さじ3 ※
- ごま油 適量
- にんにく 1片
- 生姜 1片
- 塩 適量
- 胡椒 適量
::作り方
- フライパンにみじん切りにしたにんにくと生姜とごま油を入れ強火にかけ、油が沸いてにんにくと生姜の香りが立ってきたら豚ひき肉を入れて良く炒める
- 豚ひき肉から出る肉汁が透明になるまで炒めたらみじん切りにした長ネギの白いところと酒を加え、酒がひと煮立ちしたら弱火に落として味噌を加えよく混ぜる。
- 味噌が馴染んだらみりんを少しずつ加え全体のとろみを調整する
- 使いやすいとろみになったら塩・胡椒で味を整えて出来上がり
レシピ:トロ茄子ステーキの肉味噌添え
::材料
- 前橋トロなす 1本
- 塩 適量
- オリーブオイル 適量
- 肉味噌 上記の半分
::作り方
- トロ茄子をよく洗い、縦半分に切り、格子状に切れ目を入れ、軽く塩をふって置いておく。約30分すると表面に水分が浮いてくるのでこれをキッチンペーパーで拭きとっておく
- オリーブオイルをひいたフライパンを弱火にかけ、1のトロ茄子を片面づつ焼いていく。片面約3分ずつ。焼き目がついて菜箸がスッと通ればOK
- トロ茄子に火が通ったら器に盛り付け、肉味噌を添えれば出来上がり
葉生姜の味噌マヨ添え
夏の盛りを過ぎると葉生姜の季節ですね。
昔よく親父が晩酌で食べてました。
子供の頃は生姜の辛味がだめで「なんでこんなの食べるんだろう」と思っていましたが、不思議と今では美味しく感じます。
味覚は経験値なのでそれだけ大人になったということでしょう。
気がつけばあの頃の親父の歳はとっくに超えています。
葉生姜は私にとってはちょっと懐かしいおつまみなのですよ(^^)。
レシピ:葉生姜の味噌マヨ添え
::材料
- 葉生姜 1束
- 味噌 大さじ2
- マヨネーズ 大さじ2
- ごま油 少々
::作り方
- 葉生姜は茎を適当に残して切り落とし、よく洗い、根の部分は薄皮を包丁の背で剥いでおく
- 味噌を同量のマヨネーズとよく混ぜ、ごま油を少々加えて溶いておく
- 葉生姜を器に盛り付け、味噌マヨを添えれば出来上がり
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今夜のお酒
「薩州 赤兎馬 玉茜使用」
鹿児島県・濱田酒造株式会社
赤い赤兎馬、紫の赤兎馬と来て、これは「橙の赤兎馬」とでも呼べばいいんだろうか。
口当たりが軽く柑橘系の果実香がするこの焼酎、ロックよりソーダ割りにすると香りが引き立ちます。
飲みやすいのでつい飲みすぎてしまう危険なお酒ですね(^^;
濱田酒造の赤兎馬シリーズはどれも秀逸でびっくりなのです。
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