今夜の肴は豚足と余った素麺で沖縄料理のテビチとソーミンチャンプルー。
たまたま豚足が手に入って、たまたま素麺が余ってたんだけど、沖縄料理を作れと言わんばかりの食材のラインナップだったのです。
秋が早すぎて肌寒いぐらいなので、酒の肴だけでも南国気分なのですよ。
沖縄はまだまだ暑いんだろうなぁ…。
テビチの煮付けは二度美味しい
近所にある業務スーパーは鮮肉コーナーの品揃えが面白くて、たまに「え?」っていう物が置いてあります。
豚レバーが丸ごととか、生の白モツとか、でっかい牛もも肉の塊とか。
これが必ずあるかというとそういうわけでもなく、かなり気まぐれなんです。
で、先日はついに豚足ですよ。
しかもなんかやたらと安い…。
これは自炊系呑兵衛への挑戦としか思えないので買ってきましたよ。
豚足はちゃんとした処理して調理されれば美味しいんだけど、その下処理が面倒でめったに手を出さないんだよね。食べるのは好きなんだけど。
なんといっても豚足は切り分けるのが大変です。
丸ごと焼くとか煮る手もあるんだけど、やっぱり火が通りにくいし食べづらいので切り分けたい。
しかたないので関節を狙って出刃包丁を入れて金槌でガンガン叩いて切り落としましたよ。
後は丁寧に茹でこぼしをして、臭み消しを入れた鍋でコトコト2時間茹でて、柔らかくなったら甘辛く煮付けるだけ。
時間はかかるけど、その分プルプルでコラーゲンたっぷりの酒の肴になるのです。
ちなみにコトコト煮込んだ時の煮汁が白濁したスープになるんだけど、これに豚足を食べた後の骨を入れてさらに煮込めば豚骨スープも出来ます。
明日はこれでラーメンかうどんだな。
豚足は二度楽しめる食材なのですよ。
レシピ:テビチの煮付け
- 豚足 2本
- 生姜スライス 5枚
- 長ネギの青いところ 2本分
- 醤油 1/2カップ
- 料理酒 1/2カップ
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ3
- 煮汁 豚足がひたひたになるぐらい
- 練りからし
- 豚足は産毛をコンロで焼き切り、よく水で洗い、関節の軟骨の部分を狙って切り分ける ※
- 鍋にたっぷりの水を張り豚足を入れて沸騰させ、茹で汁を捨て(茹でこぼし)豚足を流水で洗う。これを2回繰り返す。
- 2の豚足を流水でよく洗い、鍋に入れて水をはり、生姜と長ねぎの青いところと塩少々を入れて蓋をして弱火で2時間ほど煮込む
- 豚足に火が通りプルプルになって菜箸が通るようになったら取り出し、別の鍋に入れ醤油、料理酒、みりん、砂糖を入れ、ひたひたになるぐらいの元の鍋の煮汁を加え、落し蓋をして時々転がしながら弱火で煮詰める。約1時間
- 煮汁が豚足に染みて照りが出てきたら器に盛り付けて練りからしを添えれば出来上がり
ソーミンチャンプルー
秋が駆け足でやってきたおかげで素麺が余っちゃったんだよねぇ。
こうも気温が下がるとさすがに冷たい麺は食べたくないけど、来年までは持たないので早いとこ食べきってしまいたいのですよ。
奇しくもメインがテビチなので余った素麺はソーミンチャンプルーにして、今日は沖縄料理でまとめてみました。
素麺を半分に折って茹でることと、茹でたら一度流水で洗ってやるのがパラパラに仕上げるコツだったりします。
沖縄も一度ゆっくり旅してみたいですねぇ。
沖縄料理を本場で堪能したいのです。
早くコロナが終息せんかなぁ…。
レシピ:ソーミンチャンプルー
- 素麺 150g
- ポーク(ランチョンミート) 1/2缶(170g)
- ニラ 40g
- 長ネギの白いところ 1本分
- 人参 1/2本
- 卵 1個
- にんにく 1個
- ごま油 適量
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- 素麺は半分に折り、標準時間茹で、流水で洗ってぬめりを取っておく
- ポークは割り箸ぐらいの拍子木切りに、人参はにんじんシリシリ器で千切りに、長ネギは斜め小口切りに、ニラは4-5cmに切っておく
- みじん切りにしたにんにくとごま油をフライパンに入れ強火にかけ、にんにくが軽く色づくぐらいまで炒めたら2のポークと野菜を入れ、塩を少々ふって炒める。
- 野菜がしんなりしてきたら1の素麺を入れて炒める
- 全体が馴染んだら塩・胡椒で味を整え卵を割り入れて炒める
- 卵が固まったら器に盛り付ければ出来上がり
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