鱈のフリット と ごぼうの素揚げ

鱈のフリット と ごぼうの薄揚げ
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今夜の肴は揚げ物で二品。
鱈とごぼうを油で揚げてみました。
揚げ物はいろいろと面倒なのでたまにしかやらないんだけど、たまにやるとやっぱり美味しい。
サクッと揚がったフリットや野菜は手で摘んで食べられるのが良いですねぇ。
揚げたてをすぐに食べられるのは自炊系呑兵衛の特権なのです。

フィッシュアンドチップスのフィッシュだけ

フィッシュアンドチップスのフィッシュだけ

今日は鱈の切り身がやすかったので鱈のフリットです。
これでじゃがいもがあればフィッシュアンドチップスなんだけど、あいにくじゃがいもを切らしていたので今日は鱈(フィッシュ)だけ。

ちょっと前にもフィッシュアンドチップス作ったことがあるんだけど、今回は思うところがあって小麦粉の量を減らしてみました。
前回は小麦粉:片栗粉=3:1だったけど、今回は2:1。
こっちのほうがサクッとしてなかなか美味です。
思った以上に上手にできたので「これからはこの比率を守っていこう」と固く心の誓ったのですよ。

料理と味覚は経験値。試行錯誤・カットアンドトライの連続です。
こういう試行錯誤を繰り返す為にも「日々の酒の肴のレシピをBlogに記録しておくと便利だなぁ」と実感した秋の夜長なのでした。

レシピ:鱈のフリット

レシピ:鱈のフリット
::材料
  • 鱈(たら)の切り身(皮なし) 240g
  • 塩 適量
  • フリットの衣
    • 小麦粉 大さじ4
    • 片栗粉 大さじ2
    • ベーキングパウダー 小さじ1
    • 水 1/3カップ
    • クレージーソルト 少々
::作り方
  1. 鱈は骨を抜き一口大に切り分けてバットに並べ、塩を振って水が出るまで放置。約15分
  2. 水が出てきたらキッチンペーパーで水を拭き取っておく
  3. フリットの衣の材料をボウルで混ぜ、鱈をくぐらせ、180℃の油で揚げる
  4. 泡が少なくなって表面がカリッとしたら油から引き上げ、器に盛り付け、軽く塩をふったら出来上がり

出来上がり:鱈のフリット

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懐かしの台北の居酒屋の味

懐かしの台北の居酒屋の味

今宵のもう一品は昔台北に出張に行くと現地の日本居酒屋でよく食べた「ごぼうの素揚げ」です。

中華圏の大きな街には必ず日本人街があって、日本人向けの居酒屋が結構あります。
上海だと紅橋・古北あたり、深センだと羅湖の南湖路あたり、台北だと林森北路の南京東路より南側のエリア、などなど。
でもこの日本人街の居酒屋、居酒屋風の店(なんちゃって居酒屋)が結構あって中身は中国人経営で中華料理人が回しているなんてこともしばしば。
そういうお店はやっぱり何かが日本の居酒屋とちがって「ああ、やっぱり外国なんだな」と思ってしまうのです。

でも、中には日本人が経営していて日本人の料理人がいるお店があったりします。
こういうお店はほんとに日本の居酒屋そのままで、しばらく呑んでると海外にいることを忘れるほど。
もう名前も忘れてしまったけど台北の林森北路にもそういうお店が一軒あって、出張すると現地駐在員とよく飲みにいきました。
このお店に行くと必ず注文したのが今夜の「ごぼうの素揚げ」
薄く長くスライスしたごぼうを揚げただけなんだけど、これがポテトチップスのようにパリパリで酒のつまみにピッタリ。
初めてその店での宴会に参加した時に誰かが注文したのを美味しいからバリバリ食べてたら、他の人の分がなくなっちゃって追加注文したぐらいおの気に入りでした。

今夜はあの「ごぼうの素揚げ」を再現したくて挑んでみたけど、なかなか上手くいきませんでした。
本家のごぼうの素揚げはもっと幅が広くて長くて、まるでリボンを揚げたような感じなんです。
ピーラーとスライサーで薄切りにしてみたんだけど、本家のように薄くて長いスライスはなかなか難しいです。
半分ぐらいは細切れになっちゃったけど、勿体ないのでそのまま一緒に揚げましたよ。
じっくり揚げてパリパリ感は再現できたので、今日のところはこれで我慢なのです。
あの長くて薄いごぼうのスライスをどうしたら再現できるのか…。
まだまだ研究が必要なようです。

レシピ:ごぼうの素揚げ

::材料
  • ごぼう 1/3本(約25cm)
  • 塩 適量
::作り方
  1. ごぼうを水でよく洗いピーラーで薄いリボン状にする
  2. 水に晒しておく。約15分
  3. 布巾で水気をよく拭き取り、200℃の油で泡があらかた出なくなるまで揚げる
  4. 油から引き上げたら熱いうちに塩をふる
  5. 器にふんわり盛り付ければ出来上がり

出来上がり:ごぼうの素揚げ

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