秋の長雨とはよく言ったもので9月に入ってから毎日雨。
気温もぐっと下がり、すっかり秋のようです。
秋になるのが早すぎて体がついて行かずちょっと気だるい日が続いていますが、夜だけはがんばって酒の肴を作っているのですよ。
今宵はマグロとキャベツで肴を二品。
肴に季節感が無いのはまだ秋の食材が出回ってないからだったりするのです…。
マグロとアボカドのタルタル
先日もマグロのタルタルを作ったけど、またお買い得なマグロが手に入ったので今日はちょっと違う作り方と材料でタルタル再びです。
先日のマグロはちょっと炙ってタタキにしてから細かく刻んでタルタルにしましたが、今日のマグロは筋が多いのがお買い得の理由のようなので、スプーンで筋から赤身をこそぎ取ってミンチ状にしました。
包丁で刻んで叩くより、スプーンでほぐしてから叩いたほうが簡単にミンチになってくれます。
あと、先日はトマトと和えたけど今日はアボカド。
アボカドの方が水分が少ないのでまとまりが良いのですよ。
実は先日のタルタル、マグロをタタキにする時に火を通しすぎた部分があって生というより半生で、ねっとりしたタルタルが好きな呑兵衛としてはちょっと不満だったのですよ。
チャンスがあればリベンジしようと思っていたら、意外と早くチャンスがやってきました。
今日はねっとり具合を意識して作ったので文句なし。
ねっとりタルタルを堪能できて満足なのです。
レシピ:マグロとアボカドのタルタル
::材料
- ちょっと筋の入ったお買い得のマグロの柵 250g
- アボガド 1個
- 玉ねぎ 小1個
- パセリのみじん切り 10g
- ケーパー 小さじ2
- にんにく 1片
- レモン 1/2個
- 粒マスタード 大さじ1
- オリーブオイル 少々
- 卵黄 1個
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- ミル挽き黒胡椒 適量
::作り方
- 玉ねぎをなるべく細かいみじん切りにしてボウルに入れる
- 筋の入ったマグロの柵はカレースプーンで赤身をこそぎ取って筋を取り除き、赤身を包丁で若干粘りが出るまでたたく
- 1のボウルに2のマグロ、パセリのみじん切り、みじん切りにしたケーパー、すりおろしたにんにくを入れざっくりと混ぜる
- 3のボウルにレモンの絞り汁、粒マスタードを入れて全体がまとまるまで良く混ぜ、艶出し程度にオリーブオイルを加え、塩・胡椒で味を整える
- アボガドを半分に切り、皮を外し、縦半分に切ってから5mm厚ぐらいのスライスにする
- セルクルを器に載せ、4のタルタル、アボガド、タルタルの順で詰め、そっとセルクルを外し、卵黄を添え、ミル挽き黒胡椒をふれば出来上がり ※
※セルクルは例によってペットボトルを切って作りました。
セルクルに具材を詰めるときは、下の方はしっかり、上の方はゆるく詰めると型崩れしにくく、セルクルも抜けやすいです
トップはスプーンの腹で少し凹ませておくと卵黄の座りがよくなります。
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アンチョビキャベツ
メインがどっしりしているのでサブはシンプル系にしてみました。
というか、昨日アンチョビブロッコリーを作って改めてアンチョビの優秀さに気がついたので、シンプルな野菜・キャベツで再確認なのです。
キャベツを蒸し焼きにして刻んだアンチョビを和えるだけ。
こんなに簡単な料理なのにキャベツの甘味とアンチョビの旨味だけで十分美味しい一皿に仕上がりました。
軽く飲むならこれだけでも良いなぁ。
手前味噌だけど自家製アンチョビの磯の香りが良い感じなのです。
レシピ:アンチョビキャベツ
::材料
- キャベツ 200g
- アンチョビ 15g
- にんにく 1片
- オリーブオイル 適量
- 水 1/2カップ
- 塩 適量
- 胡椒 適量
::作り方
- みじん切りにしたにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れ強火にかけ、にんにくが軽く色づくまで炒める
- にんにくが軽く色づいたら太めの細切りにしたキャベツを入れざっと混ぜ、水を加えて蓋をして水分がなくなるまで蒸し焼きにする。約5分
- キャベツが半透明になって火が通ったら火を落し、みじん切りにしたアンチョビを加えてよく混ぜ、オリーブオイル・塩・胡椒で味を整え、なるべくアンチョビが上に来るように器に盛り付ければ出来上がり
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