今夜の肴は純和風で子持ちカレイの煮付けと長いものたたき。
下ごしらえの殆どない煮るだけと叩くだけの簡単レシピです。
ここ数日ちょっと脂っこい物が続いたのでここらでサッパリした肴にしたかったのですよ。
若い頃は肉さえ食ってればなんとかなったけど、この歳になると肉より魚なんだよね(^^;
子持ちカレイの煮付け
カレイはマガレイ、マコガレイ、ホシガレイ、アサバガレイ、などなど種類が多くて、一年中どれかが旬というありがたいお魚。
今日のカレイはそろそろ旬が終わりの北海道産黒カレイです。
春のカレイは「子持ち」の事が多くて、煮付けにすると最高ですね。
醤油と酒と味醂で煮付けにするとホロホロと身が柔らかくなって小骨も取りやすいので、酔っぱらいが箸でつつくのにはもってこいのお魚です。
ところで和食では魚は左向きに盛り付けるのが基本なんだけど「左ヒラメに右カレイ」と言ってカレイは右向きの魚。
今日は切り身なので関係ないけど、尾頭付きのヒラメだったらどうするのか気になったのでググってみたら、裏返して(白い面を表にして)頭を左に盛り付ける方法と普通に頭を右にする方法の両方がみつかりました。
「背を向けるのは失礼」だから腹を手前にするのは共通なようです。
実はこういう面倒な事を考えなくていいようにカレイは切り身で売られることが多いんじゃないか、なんて思ったりしたのでした(^^;
長芋のたたきの梅肉和え
今日は長芋をたたいて梅肉とおかかで和えてみました。
長芋の皮を剥いてポリ袋に入れて叩くだけの簡単レシピ。
ほどよくたたくとトロッとして、ムチンたっぷりの胃に優しい肴なのです。
レシピ:子持ちカレイの煮付け
- 黒カレイ 2切れ(250g)
- ショウガ 1片
- ☆醤油 大さじ2
- ☆みりん 大さじ3
- ☆酒 大さじ4
- ☆水 1/2カップ(100ml)
- いんげん 3本
- 生姜は半分スライス、残りを千切りにする
- 1の生姜のスライスと☆の材料をすべてフライパンに入れ強火にかけ沸騰させる
- 沸騰したら黒カレイを入れて落し蓋をして弱火にして5分煮る
- 落とし蓋を取り、いんげんを加える。強火にして時々煮汁をかけながら、煮汁にトロミが出るまで煮る。
- 煮汁にとろみが出たら火を止め、しばらく置いて粗熱を取り、味をなじませてから器に盛り付け、1の生姜の千切りを添えれば出来上がり
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レシピ:長芋のたたきの梅肉和え
- 長芋 200g
- 梅干し 3個
- 白だし 小さじ1
- 削り節 ひとつかみ(約2g)
- 長芋の皮を剥いて縦4つに切り、ポリ袋に入れて包丁の背でたたいて細かくする
- 梅干しは種を外し、梅肉を包丁でたたき、白だしを混ぜて練っておく
- 2の梅肉と削り節を1のポリ袋に入れてよく混ぜる(ポリ袋を揉む)
- 器に盛り付け、削り節をひとつまみ添えれば出来上がり
※長芋をポリ袋に入れて叩くとき昔はワインやお酒の瓶でたたいていましたが、瓶で叩くと細かくなりすぎて「たたき」というより「おろし」に近くなってしまいます。
おろしになっちゃうと箸だけでは食べづらいので、最近は包丁の背で切るようにたたいて欠片がはっきり残るようにしています。
今夜のお酒
昨夜に引き続き「鳳凰美田 純米大吟醸」です。
鳳凰美田は自分にとって「ちょっと良いお酒」
たまに贅沢したい時に呑むお酒なのです(^^)。
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