最近体重が増えて持病の定期検診で怒られたので「今日は野菜をたくさん食べたいなぁ」と思って買い出しに出かけたら椎茸と蕪が特売でした。
まるで神様が「とりあえずこれ食っとけ」と言っているようです(^^;
今宵はちょっとだけタンパク質を加えた野菜がメインの酒の肴なのです。
なんちゃってチャンピニョーネス・ア・ラ・プランチャ
スペイン料理に、肉厚のマッシュルームのカサに、チョリソー、ニンニク、パセリを詰めて鉄板で焼くだけの「champiñones a la plancha」という料理があるそうです。
マドリードのマヨール広場のそばには有名な専門店まであるそうな。
昔パエリアを作った時にもう一品なにかスペイン料理を作ろうと思ってググっていた時に見つけた料理で、レシピを見るだけで美味そうでした。
Champiñones a la planchaは、英語だと「Grilled mushrooms」日本語だと「キノコ焼」
mushroomsもchampiñonesも「キノコ」全般を指す言葉なんだし、椎茸でもいいじゃない。
日本でキノコといえば椎茸でしょ。
…と勝手に解釈して、ちょうど手元にあった椎茸で適当に作ってみたら、意外と上手く出来て美味しいおつまみになりました。
何回か作っているうちに原型のレシピを離れ、自己流になってしまいましたが「日本で手に入る材料で美味しくなるように工夫した」ということで自己満足しています。
きっと本場のチャンピニョーネス・ア・ラ・プランチャは似て非なるものなんだろうなぁ(^^;
レシピ:なんちゃってチャンピニョーネス・ア・ラ・プランチャ
- 椎茸 7個
- にんにく 2片
- 鷹の爪 1本
- ウィンナーソーセージ 2本
- オリーブオイル 適量(少し多目)
- パセリのみじん切り 適量
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- ミル挽き黒胡椒 適量
- 椎茸は軽く洗って石づきを外し、にんにくと鷹の爪はみじん切りに、ウィンナーソーセージは半月切りにしておく
- フライパンにオリーブオイルを入れて、1のにんにくとウィンナーソーセージを入れて強火にかけ、オイルが沸いたら弱火に落としにんにくの香りが立つまで炒める
- にんにくの香りが立ってきたら1の鷹の爪を入れて軽く炒める
- 椎茸の笠に、炒めたにんにく・鷹の爪・ウィンナーソーセージをオイルと一緒にスプーンですくって均等に入れ、パセリのみじん切りを乗せる
- 4の椎茸の笠をフライパンに入れ、オリーブオイルを回しかけ、塩・胡椒をふり、蓋をして弱火で焼く。約5分
- 椎茸の笠がしんなりしたら器に盛り付け、オリーブオイルを回しかけて、ミルで挽いた黒胡椒をふれば出来上がり
蕪のアンチョビガーリック炒め
本日の特売品だった蕪。
最近は年中見かけますが、やっぱり旬は春と秋です。
そろそろ春蕪の旬も終わりなので、今日は柔らかい春蕪で一品拵えてみました。
先日は蕪をカルパッチョ風に仕立てたので、今日は焼き物に。
去年の秋に仕込んだ自家製のアンチョビがいい具合に出来たので、こいつと合わせて炒めてみました。
アンチョビは野菜と和えるとなんでも御馳走にしてしまう魔法の食材ですね。
ただの蕪の炒めものが見事にイタリアンな一品に変身しましたよ(^^)v
レシピ:蕪のアンチョビガーリック炒め
- 蕪 3個
- にんにく 2片
- アンチョビ 8g
- オリーブ 適量
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- 蕪はよく洗い、皮付きのまま6等分の串切りにする
- にんにくは包丁の背で潰し、アンチョビは細かく刻んでおく
- フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火で潰したにんにくを揚げ焼きにして香りを立たせる
- にんにくの香りが立ってきたらにんにくを引き上げ、蕪を入れて塩・胡椒をして強火で焼く。全体に焦げ目がつくように時々フライパンを振る
- 焦げ目がついて竹串が硬めに通るようになったら、みじん切りにしたアンチョビと、先程取り出したにんにくをみじん切りにして加えて、全体に馴染むように混ぜつつ炒める
- アンチョビとにんにくが全体に回ったら、器に盛り付けて出来上がり
今夜のお酒
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