今夜の肴は二品とも初めて作る実験料理です。
たまにこういう事しておかないと、おつまみのレパートリーが狭くなっちゃうのですよ。
特に揚げ物は普段めったに作らないのでバリエーションが少ないせいか、今夜の唐揚げは思った通りには出来ませんでした。
でもこれはこれで美味しい。
「不幸中の幸い」ってやつです(^^;
実験料理・塩鯖の唐揚げ
先日鶏の唐揚げを作った時に、ふと昔勤めていた会社の社員クラブ(福利厚生施設のレストラン兼居酒屋)の鶏の唐揚げの衣がもっちりサクサクで大好物だったのを思い出しました。
今でも大勢で居酒屋に入ると必ず鶏の唐揚げを頼むのですが、未だにあのもっちりサクサクの鶏の唐揚げを超えるものに出会ったことがありません。
そのうち作り方を訊いてみようと思っていたのですが、退職する数年前に経営母体が変わってしまってあの唐揚げがなくなってしまい、結局訊けずじまいでした。
揚げ物は普段作らないのですっかり忘れていたけど、あの衣は普通の唐揚げのレシピではないはず。
ちょっと再現してみたくなったので今日は実験料理です。
とはいっても今日は鶏もも肉がないので、冷凍庫に寝かしてあった塩鯖の唐揚げなのです(^^;
あの鶏の唐揚げは衣がちょっと厚くてサクサクしていたので、もしかしてフリッターの衣に近いんじゃないかと思ってとりあえず普通の唐揚げの衣にベーキングパウダーを入れてみました。
結論を言うと、これじゃないんだよなぁ…。
先日作った鶏唐の衣よりサクサク感は増したけど、もっちり感が出てないのです。
(これはこれで美味しいです)
ちょっと古いベーキングパウダーを使ったのがまずかったのか、卵じゃなくてフリッターみたいにビールを使ったほうが良いのか…。
うーむ。
もうちょっと研究が必要なようです(^^;
レシピ:塩鯖の唐揚げ
- 塩鯖 3枚
- ☆卵 1個
- ☆小麦粉 大さじ3(約40g)
- ☆片栗粉 大さじ3(約40g)
- ☆ベーキングパウダー 小さじ1/2
- ☆醤油 大さじ2
- ☆みりん 大さじ2
- ☆おろしにんにく 1片分
- ☆おろし生姜 1片分
- キャベツ 2枚
- レモン 串切り1片
- 塩鯖は骨抜きで骨を取り除き、ヒレを落として、一口大に切り分ける
- ☆の材料を混ぜて衣を作る
- 1の塩鯖を2の衣につけて180℃の揚げ油で衣がきつね色になるまで揚げる(※)
- 器にキャベツの千切りと一緒に盛り付け、レモンのくし切りを添えれば出来上がり
セロリとひじきのマリネサラダ
Youtubeを見ていたらAosトラットリアさんのひじきとセロリのサラダの動画を見かけました。
なるほど、これは海藻サラダの一種だ。
シンプルなんだけどすごく美味そう(^^)。
ひじきは好きなんだけどレパートリーが少ない食材なので、早速参考にさせていただきました。
とはいってもそのまま作ったんじゃ芸がないのでマリネ風にアレンジしてみました。
セロリは生だと香りとえぐ味が強いので、一度塩で〆て水を出してからオリーブオイルとレモン汁で和えてやるとえぐ味が落ち着きます。
セロリのシャキシャキ感とひじきの磯の香りが絶妙にマッチする一品になりました(^^)b
ひじきは随分昔(2004年)に英国食品規格庁が無機ヒ素を多く摂取することになるのであえて食べないよう勧告していたのですが、その後日本の厚生労働省が「普通に食べる分には大丈夫」といった趣旨のQ&Aを発表したりしています。
一時期は気にして控えていたんだけど「ひじきでヒ素中毒になった」なんて話は聞かないし、なんと言ってもひじきはミネラルの宝庫。
厚労省も大丈夫と言ってるので最近は気にしないで食べています。
この磯の香りと味が良いんですよね(^^)。
レシピ:セロリとひじきのマリネサラダ
- セロリの茎 3本
- セロリの葉 1本分
- 人参 1/4本
- きゅうり 1/2本
- 塩 適量
- ひじき 100g
- 和風だし顆粒 小さじ1
- オリーブオイル 適量
- レモン 1/2個
- ミル挽き黒胡椒 適量
- イタリアンパセリ 適量
- セロリの茎を斜めの小口切りに、セロリの葉を千切りに、人参ときゅうりは千切り器(しりしり器)で千切りにして、ボウルに入れて軽く塩をふって揉んでおく。そのまま水が出るまで放置。約15分
- レモンは盛り付けで添える用に串切りを1片切り分けておく
- 1の野菜の水気を搾り、ボウルに戻してひじきと和風だし顆粒を入れて混ぜ、レモン汁とオリーブオイルを加えてさらに混ぜる
- 器に盛り付けミルで挽いた黒胡椒とイタリアンパセリを散らし、くし切りのレモンを添えれば出来上がり
今夜のお酒
昨夜に引き続き「澤の花 ひまり」です。
「ひまり」は冬の「ひだまり」と夏の「ひまわり」からつけられた名前だとか。
辛口で酸の爽やかさが際立つこのお酒にピッタリな名前だと思います。
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