今日は久しぶりに牛肉を使った肴「牛蒡と牛肉の時雨煮」を作りました。
普段四足の動物の肉はあまり食べないんだよねぇ。
数年前、父親が胃癌になった時に色々と調べていたら「四足の動物の肉はガンのリスクを高める」という情報に触れ、なんとなく手を出しづらくなってしまったのです。
でも特別に避けているというわけでもないので今日みたいにたまには食べます。
というか、美味しそうな新牛蒡を買ったけど「牛蒡と牛肉の時雨煮」しかレシピが思いつかなかったというのがホントのところです(^^;
牛蒡と牛肉の時雨煮
醤油と生姜でさっと炒め煮にする「時雨煮」
時雨の様に短時間で出来上がるから、とか
時雨煮によく使われるはまぐりの旬が時雨の時期と重なるから、とか
語源は色々あるけど、料理の手法に「時雨」なんて季語を使うところが風流ですね(^^)。
今は時雨じゃなくて梅雨の季節だけど、今日は美味しそうな新ごぼうを見つけたので、牛肉と合わせて時雨煮を作ってみました。
煮ると言うより殆ど炒めものに近い時雨煮は、醤油を落としてからしばらく動かさずに煮立たせると醤油の臭みが抜けて香ばしく仕上がります。
これがまた日本酒に合うんだよねぇ(^^)v
レシピ:牛蒡と牛肉の時雨煮
- 牛蒡 1本
- 牛コマ肉 200g
- にんにく 1片
- 生姜 1片(約15g)
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 万能ねぎの小口切り 適量
- 牛蒡はたわしでよく洗いささがきにして、アク抜きのため水に晒しておく。約10分
- 牛コマ肉は適当な大きさに切り分け、にんにくはみじん切りに、生姜はすりおろしておく
- にんにくをごま油で炒めて香りを立たせ、牛コマ肉を入れてほぐすように炒める
- 水に晒した牛蒡のささがきの水気を切り、牛コマ肉に入れて混ぜながら炒める
- 全体に油が馴染んだた醤油を落としひと煮立ちさせ、酒、みりん、おろし生姜を加えて炒め煮にする
- 全体に醤油がまわり色がついたら器に盛り付け、万能ねぎの小口切りを散らせば出来上がり
ひじきと青梗菜のサラダ
先日「ひじきは無機ヒ素を含んでいるので食べすぎに注意」といった事を書きましたが、その後よく調べてみたら「水戻しで5割、茹でこぼしで9割の無機ヒ素が溶出する」のだそうです。(農林水産省「ヒジキに含まれるヒ素の低減に向けた取組」より)
なるほど、だからひじきは乾物にしてから水で戻すのか。
そういえばひじきのパックにこんなシールが張ってありました。
ちょっと見づらいけど「新潟県南魚沼市の地下天然水で洗浄・水戻ししたひじきです」と書いてあります。
これなら安心して食べられるのですよ(^^)v
というわけで、今日もひじきのサラダです。
先日はひじきでマリネサラダを作りましたが、今日は普通に生野菜のサラダにしてみました。
青梗菜(チンゲンサイ)と玉ねぎのシャキシャキ感とひじきの磯の香りが絶妙にマッチするサラダなのです(^^)。
レシピ:ひじきと青梗菜のサラダ
- 玉ねぎ 1/2個
- 青梗菜 2株
- レモン 1/2個
- ひじき 100g
- オリーブオイル 適量
- 和風だし顆粒 小さじ1
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- ミル挽き黒胡椒 適量
- 玉ねぎは繊維と垂直方向の厚めのスライスに、青梗菜の茎の部分は厚めの小口切りにして水に晒しておく。約10分
- レモンは後で添える用に串切りを1片切り分けておく
- レモンの皮を薄く剥き、なるべく細かい千切りにしておく
- 玉ねぎと青梗菜の水気を切り、手でちぎった青梗菜の青葉とひじきと一緒にボウルに入れ、オリーブオイルを回しかけてよく混ぜる(※)
- レモンの絞り汁、和風だし顆粒、塩、胡椒を入れてさらに混ぜる
- 器に盛り付け、もう一度オリーブオイルを回しかけ、ミルで挽いた黒胡椒をふり、レモンのくし切りを添え、レモンの皮の千切りを散らせば出来上がり
今夜のお酒
コメント
コメントを投稿