蕪のカルパッチョ と 納豆とオクラと長芋のネバネバ和え

蕪のカルパッチョ と 納豆とオクラと長芋のネバネバ和え
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今夜はなんとなく野菜の気分。
肉でもない、魚でもない気分の日がたまにあるんだよね。
冷蔵庫に蕪とオクラと長芋があったので、これらでおつまみを二品拵えてみました。
二品とも火を使わない簡単レシピ。
そろそろ梅雨入りみたいなので、これからこういう冷菜系の酒の肴が増えていくのですよ(^^)v

サッパリ蕪のカルパッチョ

サッパリ蕪のカルパッチョ

蕪は葉っぱも根っこも食材になる「一粒で二度美味しい」食材。
すでに葉っぱは鰹節と一緒に炒めて大人のふりかけにして食べてしまいました。

春ものの蕪は肉質が柔らかいので火を通さずに食べると美味しいです。
火を通さないで蕪をあしらう料理といえば「蕪の千枚漬け」あたりが定番ですが、今夜はちょっと小洒落てカルパッチョ風にしてみました。

塩で〆てレモンとオリーブオイルをふっただけの簡単な一皿ですが、なかなかイケます。
最後に散らした筋子とレモンピールが良い仕事してるのですよ(^^)。

レシピ:蕪のカルパッチョ

レシピ:蕪のカルパッチョ
※写真では蕪が5個写ってますが、3個分しか使いませんでした(^^;

::材料
  • レモン 1/2個
  • 蕪 3個
  • 塩 適量
  • 筋子 適量
  • オリーブオイル 適量
  • ミル挽き黒胡椒 適量
::作り方
  1. レモンの皮を薄く剥いてなるべく細かい千切りにする
  2. 蕪は3cmぐらい残して葉を落とし、皮を剥いて8等分の串切りにする
  3. 蕪に塩を振りボウルで水が出るまで寝かしておく。約15分
  4. 蕪の水気を切り、器に盛り付ける
  5. 筋子とレモンの皮の千切りを散らし、オリーブオイルを回しかけ、レモンを絞ってレモン汁をふり、黒胡椒をミルで挽いてふりかければ出来上がり
−−−

鉄のゲージツ家クマさんのネバネバ和え

鉄のゲージツ家クマさんのネバネバ和え

昔々、35年ぐらい前に鉄のゲージツ家・クマさんがテレビCMで作っていたおつまみです。
たしかお酒のCMだったと思うんだけど、ググってみても見つかりませんでした。

クマさん、今はどうしてるんだろう?
なんとなく不思議な人でしたね。
どっぷり芸能界の人だったわけでもないし、どちらかと言うと愉快な仲間たちに引っ張り出されてしかたなくテレビに出ているような感じでした。
ああいうおおらかで奔放な人がちゃんと生きていける日本が平和で豊かだったのか、奔放に見えて実はちゃんと計算して活動していたのか、今となっては謎ですね(^^;

クマさんといえば昔「笑っていいいとも」のタモリさんとのトークコーナーで
「子供の頃『引き算』が出来なくってさ、でも編み物の目を引く時に『ああ、これが引くってことか』って、ふと理解したんだよ」
という話をしていたのが印象的でよく覚えています。
実は自分も中学生になって「算数」が「数学」に変わって落ちこぼれかけた頃に、似たような「ふと理解した」経験があったのでこのクマさんの話はすごく共感しました。

一つの論理体系があって、そのロジックでは当たり前の初歩的なことが理解出来ない。
でもある時それを「ふと理解する瞬間」を意識するというのは、人生の中でそう多くはないかなり貴重な体験だと思うのです。
あの時数学で「ふと理解する瞬間」がなければ、理系の道に進むこともなかったんだろうなぁ(^^;

話がだいぶ逸れましたが、今夜は懐かしの鉄のゲージツ家・クマさんらしいたたいて混ぜるだけのおつまみを拵えてみました。
ムチンとナットウキナーゼたっぷりの酒の肴です。
これに合わせるのは絶対日本酒。
まさに「酒の肴」なのです(^^)v

レシピ:納豆とオクラと長芋のネバネバ和え

レシピ:納豆とオクラと長芋のネバネバ和え

::材料
  • オクラ 6本
  • 長芋 30g
  • 納豆 1パック
  • 醤油 小さじ2
  • 白だし 小さじ1
::作り方
  1. オクラと長芋を適当に刻んでボウルに入れる
  2. 1に納豆を加えてよく混ぜる。
  3. 2に醤油と白だしを加えて混ぜて、器に盛り付ければ出来上がり
−−−

今夜のお酒

今夜のお酒  「奥播磨 夏の芳醇超辛 純米吟醸生原酒」 兵庫県・下村酒造店
「奥播磨 夏の芳醇超辛 純米吟醸生原酒」
兵庫県・下村酒造店

今宵は奥播磨の夏酒「夏の芳醇超辛」
関東もそろそろ梅雨入りのようなので、そろそろ夏酒です。
鬱陶しい季節になりましたね。
日本は四季じゃなくて「五季」だと思うのは自分だけだろうか(^^;

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