気象庁は関東の梅雨入り宣言をまだ出してないけど、すっかり梅雨のような雨の日々。
毎度のことながら気象庁の梅雨入り宣言と鬱陶しい季節の始まりは別物なのです。
今日は梅雨入りに備えて冷蔵庫の中のそろそろヤバそうな食材とこの時期旬の食材で二品拵えてみました。
ベーコンが思ったより早くやられちゃいそうなんですよ(^^;
新じゃがでジャーマンポテト
ブロックで買ったベーコンがそろそろヤバそうなので、今日はベーコン大量消費メニューのジャーマンポテトです。
新じゃがの季節だし、丁度良い(^^)。
ジャーマンポテトは玉ねぎを入れるレシピもありますが、今日は新じゃがはあったけど新玉ねぎがなかったのでシンプルに新じゃがとベーコンで作りました。
ベーコンをじっくり炒めて油を引き出したら、新じゃがを加えて炒め煮にするだけの簡単レシピ。
ベーコンの旨味が新じゃがに染みてウマウマなのです(^^)v
はりきっていっぱい作っちゃったので、今夜は半分食べて残りは明日の昼飯かなぁ(^^;
−−−
ちなみに「ジャーマンポテト」は和製英語なんだとか。
アメリカでは日本でいうところのジャーマンポテトをビネガーで和えた「ジャーマンポテトサラダ」というものはあるけど、日本のような「ジャーマンポテト」はないのだそうです。
ドイツには似たようなじゃがいもとベーコンの炒めものがあるらしく、ドイツ語ではSpeckkartoffelnとかBratkartoffelnと呼ぶとのこと。
念の為ググってみたら勉強になりました(^^;
レシピ:新じゃがでジャーマンポテト
- 新じゃが 大3個(約600g)
- ブロックベーコン 150g
- にんにく 2片
- オリーブオイル 適量(多目)
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- 鶏ガラスープ顆粒 大さじ1
- 水 1カップ
- パセリ 適量
- 新じゃがは1cmぐらいの半月切りに、ベーコンブロックは割り箸ぐらいの太さの拍子木切りに、にんにくはみじん切りにする
- フライパンにオリーブオイルをひき1のベーコンとにんにくを入れて弱火でじっくり炒める。
- ベーコンの油が十分出たら半月切りにした新じゃがを入れて軽く塩・胡椒をして、強火にして全体に油が回るように軽く炒める
- 3のフライパンに鶏ガラスープ顆粒と水を入れて、強火のまま蓋をして新じゃがに火が通るまで炒め煮にする。約10分
- 水分が飛んで新じゃがに火が通ったら、強火にして全体を返しながら炒めて軽く焦げ目をつける。
- 器に盛り付け、ミルで挽いた黒胡椒とパセリのみじん切りをふれば出来上がり
エシャロットのロースト
今日は珍しくエシャロットを見つけたので買ってきました。
洋食のレシピを調べていると度々出てくる「エシャロット」
欧米では結構ポピュラーで香味の強い玉ねぎの一種ぐらいの扱いのようです。
ところが日本だとちょっと紛らわしいことに外観がよく似た野菜で「エシャレット」というものがあります。
早取りの生食用の根らっきょうがエシャレットの正体なのですが、何でも昔築地の青果卸業者が「『根ラッキョウ』の商品名では売れないと思ったのでお洒落な商品名を付けた」のだとか。(Wikipedia「エシャロット」より)
当時はエシャロットが流通していなかったから良かったのかもしれないけど、紛らわしいことしてくれたもんです(^^;
ややっこしいことに外観はよく似てるし、両方ともネギ属だし、旬の時期も両方とも梅雨前の今頃…。
こうなると売ってる時の表示を信じるしかないのですが、今日の「エシャロット」はハッキリと「エシャロット」と書いてありました(写真撮っとけばよかったよ…(^^;)
エシャロットは玉ねぎと同じで、生だと辛味が強いけど焼くと甘くなります。
香味野菜として刻んだりおろしたりしてソースの具材にしたりするエシャロットですが、今日は甘味を引き出すためにそのままローストに。
シンプルに塩・胡椒とオリーブオイルをかけてローストしただけなのに、甘味と香りがすばらしい酒の肴になりました。
脇役だけじゃなくて主役も張れるやつなのです(^^)。
レシピ:エシャロットのロースト
- エシャロット 2束(約150g)
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- オリーブオイル 適量
- ミル挽き黒胡椒
- エシャロットを洗い薄皮を剥いて、白い球根部分と緑の茎の部分に切り分ける。さらに茎の先の硬い部分は切り捨てる。
- スキレットにオリーブオイルをひき、エシャロットの茎の部分を敷き詰め、白い球根部分を並べ、塩・胡椒、オリーブオイルを全体にふる
- スキレットに蓋をして魚焼きグリルに入れ、弱火でエシャロットに焦げ目がつくまで焼く。約10分
- エシャロットがうっすら透明になって焦げ目がついたら、黒胡椒をミルで挽いてふれば出来上がり
今夜のお酒
フルーティーなお酒といえば「亀泉」のCEL-24
「鳳凰美田」や「山和」も捨てがたいけど、やっぱり「亀泉」ですね。
果実香が際立つお酒で、初めて飲んだ時は「青りんごのお酒?」と思ったほど。
高知は「文佳人」「酔鯨」「亀泉」と銘酒が多い、意外と侮れない酒処なのです(^^)。
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