今夜の肴:サーモンと菜の花のレモンマリネと蕪のポトフ

外はまだまだ寒いけど、晩酌の肴はなかなか華やかになってきました。
買い出しに出掛けると菜の花、春キャベツ、新じゃが等々、春野菜が目白押しです。
今日は春ものの蕪を見つけてホクホクして帰ってきました(^^)v

桃の節句の余り物で一皿

先日の海鮮ちらし寿司で使ったサーモンと菜の花が余っていたので今夜はマリネにしてみました。サーモンはマリネやカルパッチョなど酸味系で仕上げるのが好きです。今夜はサーモンをレモン汁と塩・胡椒、オリーブオイルでマリネードしておいて軽く茹でた菜の花と水菜を和えるだけの簡単な一品を拵えました。レモンの酸味とサーモンの旨味が日本酒とよく合います(^^)v

春の蕪でポトフ

蕪は春と秋、旬が2回あります。春ものの蕪は柔らかくて味がしみやすいので煮物にすると短時間で美味しく仕上がります。今日は冷蔵庫にベーコンが余っていたのでポトフにしてみました。蕪の煮物というと和風なイメージですが洋風に仕上げてもなかなかイケるのです。

〆に「春の菜飯」

〆に蕪の葉を使って菜飯をつくりました。「甘々と稲妻」というコミックに「春の菜飯」として出てくるちょっと懐かしいまぜご飯です。コミックではサブの一品としてさり気なく出てくるんだけど美味そうなんだよねぇ。

昔々子供の頃、おふくろに同じ様な混ぜご飯を作ってもらった覚えがあります。あの頃は混ぜご飯とか炊き込みご飯ってちょっと贅沢な感じがして大好きでした。こういうご飯を出されるとバクバク食ってたなぁ。このコミックで見かけて、蕪を買ったら作ってみようと思っていたのです。

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レシピ:サーモンと菜の花のレモンマリネ

::材料

  • サーモン 50g
  • 菜の花 2/3束
  • 水菜 1株
  • レモンの皮 1/4個分
  • レモン汁 1/2個分(約大さじ1)
  • ワインビネガー 小さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 粗挽き胡椒 少々
  • オリーブオイル 大さじ1

::作り方

  1. サーモンは小さめの一口サイズに切り分ける
  2. レモンを絞る前にレモンの皮を薄く剥いて千切りにする
  3. レモン1/2の絞り汁、塩、粗挽き胡椒、オリーブオイルを混ぜてマリネ液を作る
  4. ボウルで1のサーモンを3のマリネ液で和えてで和えて30分ぐらい置いておく
  5. 菜の花と水菜は4〜5cmに切り、根っこの方から順に1分ほど茹でてから水で締めて絞っておく
  6. 4のサーモンに5の菜の花と水菜と入れ軽く和える
  7. 器に盛り漬け、オリーブオイル(分量外)を回しかけ、粗挽き胡椒とレモンの皮の千切りを散らせば出来上がり

レシピ:蕪のポトフ

::材料

  • 蕪 5個
  • 蕪の葉 1個分
  • 人参 1/2個
  • ブロックベーコン 50g
  • コンソメ 固形キューブ1個
  • 塩 少々
  • 胡椒 少々
  • 水 500mL

::作り方

  1. 蕪の葉を切ってよく洗い、縦4等分にする
  2. 人参はいちょう切りにする
  3. ブロックベーコンは適当な大きさに切り分ける
  4. 1の蕪、2の人参、3のベーコンを鍋に入れひたひたになるぐらいの水を入れ強火にかける
  5. 沸騰したら弱火にしてアクを取り、コンソメを入れて蓋をして蕪に竹串がすっと入るぐらいになるまで煮る。約10分
  6. 蕪を煮ている間に蕪の葉を別の鍋で沸かしたお湯で軽く1分ほど火を通して絞っておく
  7. 蕪に火が通ったら塩・胡椒で味を整えてしばらく冷ます
  8. 7が食べごろの温度まで冷めたら器によそい、6の蕪の葉を適当な大きさに切って添えれば出来上がり

おまけ:〆の「春の菜飯」

::材料
  • ご飯 2合
  • 蕪の葉 4個分
  • ちりめんじゃこ 適量
  • 塩 適量
::作り方
  1. ご飯を炊いておく
  2. 蕪の葉は沸かしたお湯に茎の方からくぐらせ、1分ほど茹でて水で締めて絞る
  3. 2の蕪の葉に塩をふって5分ほど置いてから荒くみじん切りにする
  4. 蒸らしの終わった炊きたてのご飯に3の蕪の葉を混ぜる
  5. お茶碗によそい、ちりめんじゃこを添えれば出来上がり


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