今夜の肴 ハーブチキンのタプナード添え と ほうれん草と温泉卵の温サラダ

今夜は冷蔵庫で余っていたほうれん草と鶏むね肉を酒の肴に仕立ててみました。
旬の食材はないけれど、たまにこういう献立にして食材を使い切らないといけないのが宅飲み呑兵衛の辛いところ(^^;

今夜の肴

  • ハーブチキンのスライス タプナード添え
  • ほうれん草と温泉卵の温サラダ
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新しい武器を手に入れました

今までハーブチキンとか叉焼とかレバーのコンフィなど、お肉を油やつけダレに漬け込んで湯煎するときは普通の保存バッグ(いわゆるジップロック)を使っていました。しかし毎回思うのは湯煎をすると保存バッグがヘロヘロになってしまうこと。たまに袋の端が破れて中身の油とかつけダレが湯煎の湯に漏れてきてしまうのです。先日ハーブサラダチキンを作ったときも若干オリーブオイルが漏れていました。

ふと「そういえば耐熱温度って何度なんだろう?」と思って手持ちの保存バッグのパッケージをよく見てみたら
・冷蔵用保存バッグ 耐熱温度:60℃
・冷凍用保存バッグ 耐熱温度:90℃
でした。
なるほど、これじゃ湯煎で破れてしまうわけだ(^^;

だけどポリ袋に肉とつけダレを入れて湯煎するなんてレシピは世の中にいっぱいあるのだからなんとかなるはずと思って検索していたら「湯煎用のポリ袋」なる物があることを発見しました。同じことを考える人がいて、ちゃんと製品化されてるんだねぇ。便利な世の中です。

検索で一番ヒットしたのが岩谷マテリアルの「アイラップ」という商品で、耐熱温度は120℃。よく行くスーパーで普通に売っていたので早速買ってきて、本日初使用となったわけです。というか、アイラップを使ってみたくてハーブチキンを作ってみたという方が正解(^^;

ハーブチキンの出来上がりはこんな感じ。
今日は先日作ったタプナードを添えてみました。

アイラップを使ってみた感想は

  • 確かに沸騰したお湯で湯煎しても破れない
  • マチが付いているので大きい材料が入れやすい
  • 再利用は難しいが、1枚1.8円(60枚入り 税込み108円)なのでOK
  • チャックが付いていないので空気を抜いて縛るには工夫が必要 

といった感じです。
料理の出来上がりは以前と大差ないですが、湯煎する時の「大丈夫かなぁ」という心配が無くなったのは料理人としては大きいのです(^^)v

温泉卵って難しい

温泉卵を作るのって結構ギャンブル。
巷のレシピを検索すると「お湯が沸騰したら卵を入れて10秒〜12秒」とか「12秒〜15秒」とか色々ある。しかもこれってお湯に入れる前の卵の温度(常温か、冷蔵庫から出してすぐか)とか卵のサイズによってまちまちなはず。割ってみないと出来がわからないし、割ってしまったら取り返しがつかないところがギャンブルなんです。

でも、ちょっと温泉卵を使いたい時にいちいちギャンブルしてられない…。
そんなわけで行き着いたのが透明なガラスのコップと電子レンジを使って温泉卵を作る方法です。(詳しくはレシピを参照)
この方法だと、出来具合を目で見て確かめる事ができるのでほぼ失敗なし。

今日は軽くソテーしたほうれん草に温泉卵を添えてみました。
食べる時にとろっとした黄身をほうれん草に絡めていただくのが好きなんです(^^)v
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今夜のお酒

「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」
福岡県 合名会社山口酒造場

昨夜は「ぬるはだ」と書いてあるのに気が付かず冷のままいただきましたが、今宵はお燗をつけてリベンジです。
「ぬるはだ」というのでぬる燗と人肌燗の間ぐらいでお燗をつけてみたら、香りと旨味がぐっと前に出てくる美味しいお酒でした。
冷でも美味かったけど、やっぱりお燗をつけるのが正解ですね。
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レシピ:ハーブチキンのタプナード添え

::材料
  • 鶏むね肉
  • クレイジーソルト 適量
  • ローズマリー(パウダー) 適量
  • ドライバジル 適量
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 自家製タプナード 大さじ1
  • ☆粉チーズ 大さじ1
  • ☆オリーブオイル 大さじ1
  • ☆レモン汁 1/4個分
  • ミル挽き黒胡椒 適量
::作り方
  1. 鶏むね肉の皮を外し、クレージーソルト、ローズマリー、ドライバジルをまんべんなく刷り込む
  2. 1の鶏むね肉とオリーブオイルを湯専用のポリ袋に入れ、空気を抜いて密閉して冷蔵庫で寝かせる。約1時間
  3. 鍋で湯を沸騰させ、小皿を沈め、2の鶏むね肉を湯専用ポリ袋ごと入れる。沸騰が一度落ち着き再度沸騰してから1分間湯煎し、火を落としてお湯がぬるま湯になるまで放置。約1時間
  4. ☆の材料をボウルで混ぜる
  5. 3の鶏むね肉をスライスして器に盛り付け、4のソースを添えれば出来上がり

レシピ:ほうれん草と温泉卵の温サラダ

::材料
  • 卵 1個
  • にんにく 1片
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ソーセージ 3本
  • バター 大さじ1
  • ほうれん草 1束
  • 塩 少々
  • 胡椒 少々
  • ミル挽き黒胡椒 少々
::作り方
  1. 透明なガラスのコップに卵を割り入れ、ひたひたになぐらい水を入れ、電子レンジで白身が白くなるまで加熱して温泉卵を作る。拙宅の600Wの電子レンジで約1分10秒 ※ガラスのコップだと白身が白くなるのが見えるので便利です。電子レンジは2分ぐらいにセットして、加熱中は見張っていて、白身が白くなったら止めます
  2. にんにくをみじん切りにしてフライパンに入れオリーブオイルを注ぎ強火でうっすらきつね色になるまで炒める
  3. 2に適当な大きさに切ったソーセージを入れて炒める
  4. ソーセージに火が通ったらバターを加え溶かす
  5. 4に約4cmに切ったほうれん草を、茎の方から順に加えしんなりするまで炒め、塩・胡椒で味を調える
  6. 5のほうれん草とソーセージを器に盛り付け、1の温泉卵の水を切り、中央に添えたら出来上がり
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