鶏むね肉って安いんだよねぇ(^^)。同じ鶏肉なのに鶏もも肉の半額ぐらい。しかも低脂肪高タンパク。自炊系宅飲み呑兵衛としてはこの主婦の味方とも言えるお肉を使いこなして、宅飲み予算の圧縮に取り組まなければならないのです( ー`дー´)キリッ
今夜の肴
- しっとり鶏むね肉のねぎ塩和え
- 鶏皮ときゅうりのピリ辛和え
限りなく生に近い鶏むね肉
今日は近所のスーパーで鶏むね肉の特売をやっていました。でも1パックに3枚入っていて一人で消費するにはなかなか手強い。悩みつつも今夜はさっぱり系、明日はこってり系、残りの一枚は冷凍保存にすることにして買ってきましたよ(^^)v
鶏むね肉は火を通しすぎると肉汁が出てしまってパサパサになってしまうけど、ギリギリ生じゃないぐらいに火を通すとしっとりとして美味しくいただけます。この火加減が難しいんだけど、一度覚えてしまえば簡単なんです。
今日の「しっとり鶏むね肉のねぎ塩和え」はたっぷりのお湯を沸騰させて鶏むね肉をドボンと入れたら火を落として冷めるまで放置しておくという「放ったらかしておけば火が通る」調理法を使っています。わりと簡単だし味付けでバリエーションが増やせるので、鶏むね肉を使った料理の中でもお気に入りの部類なんです。
鶏皮も余さずいただきます
鶏むね肉を使った肴を作ると必ず鶏皮が余りますが、これも酒の肴に仕上げます。茹でると油も落ちるしプリプリの食感。これを酒の肴に仕上げないなんてもったいない(^^)
きゅうりの千切りを塩揉みしておいて茹でた鶏皮を細切りにして食べるラー油と和えるだけで立派な一品になるのです。
きゅうりの千切りはにんじんしりしり器(千切り器)で作れば簡単だし、鶏皮は鶏むねといっしょに茹でてしまえばホントに手間いらず。メインを作るのと同時に出来てしまいます。
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今夜のお酒
今宵のお酒は「仙禽」の初絞り。しかも珍しい「せめ(責め)」です。
日本酒は搾りの時に採取するタイミングによって特徴があり、それぞれ名称があります。醪から自然と流れ出てくる「あらばしり」、少し加圧して出てくる中間部の「中取り」、さらに圧力をかけて最後にでてくる「責め」です。「あらばしり」がビールでいう一番搾りなら「中取り」は安定のラガーで「せめ」は良く言えば芳醇、悪く言えば雑味が多く味わいが複雑。日本人は新鮮なものに飛びつく傾向があるので槽にかけて最初に出てくるフレッシュな味わいの「あらばしり」が珍重されますが、実は「せめ」こそ蔵の力量が問われる部分だと思います。「初絞りのせめ」を堂々と販売するというのはこの蔵の自信の現れなのでしょう。一口含めば旨味とほのかな酸味が後を引く、吟醸香と甘味と酸味の絶妙なバランス。この酒の今年の出来を誉れに思う酒蔵の心意気を感じます。
こんなお酒があるから呑兵衛はやめられないんだよなぁ(^^;
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レシピ:しっとり鶏むね肉のねぎ塩和え
::材料
- 鶏むね肉 1枚(約300g)
- 長ネギ 1/2本
- 生姜 スライス5枚
- ごま油 大さじ1
- 塩 適量
- 粗挽き胡椒 少々
- 水 1L
::作り方
- 鍋でお湯を沸騰させ、生姜のスライスと塩をひとつまみ入れる
- 鶏むね肉の皮を外し、1の鍋に入れる
- 鍋の温度が下がるので再度沸騰するまで待つ(約2分半) 再度沸騰したら火を落として、お湯の温度がぬるま湯程度になるまで放置(約2時間)
- 鶏むね肉を冷ましている間に、長ネギを斜めの小口切りにしてボールに入れ、軽く塩をしてもんでおく
- 鶏むね肉が十分冷めたらまな板に載せ瓶でたたく。たたくと鶏むね肉の繊維が解ける。
- 4の鶏むね肉を手でさらに細かくし4のボウルに入れ、ごま油を加えて混ぜる
- 味を見てから塩と粗挽き胡椒で味を整えて器に盛り付ければ出来上がり
※鶏むね肉は塩茹でしてあるし長ネギは塩で締めてあるので、最後の塩胡椒は必ず味を見てから。
レシピ:鶏皮ときゅうりのピリ辛和え
::材料
- 鶏皮 鶏むね肉2枚分
- きゅうり 1本
- 老干媽 or 食べるラー油 小さじ2
- 塩 適量
::作り方
- 鶏皮を軽く塩を入れたお湯で3分ほど茹でる (鶏むね肉といっしょに茹でてOK)
- きゅうりはにんじんしりしり器(千切り器)で千切りにして、軽く塩をふって10分ほど置いておく
- 1の鶏皮が十分冷めたら細切りにする
- 2のきゅうりの水を絞り、3の鶏皮と食べるラー油と混ぜる
- 器に盛り付けて食べるラー油を少し添えて出来上がり
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