今夜の肴は二品とも初めて作ってみた料理。
作り方を見ただけで美味しさが確定する料理ってありますよね。
アレンテージョはまさにそれで、あの鯏の旨味と豚の旨味を一皿にまとめたらそりゃ美味しいでしょ、とレシピ動画を見ただけでわかりました。
こういうレシピを見つけたら作ってみたくなるのが自炊系呑兵衛なのですよ(^^)v
マッサ抜きのアレンテージョ
最近YoutubeをみていたらAosトラットリアさんとオテル・ドゥ・ミクニさんのお二方が「アレンテージョ」なるポルトガル料理を作っていました。
動画を見ていると鯏と豚の旨味を合わせるところがなんとも美味しそう。
鯏の旨味に他の旨味を足すという発想がなかったので興味津々です。
詳しいレシピを調べてみると本場ポルトガルでは赤パプリカの塩漬けをピューレ状にした「マッサ」という調味料を使って肉をマリネしてから使うらしい。
先のお二人の動画ではマッサの代わりに赤パプリカをおろして使っていました。
うーん、パプリカかぁ…。
パプリカって特売とかに当たらないとちょっとお高い食材なんだよねぇ。
マッサも探してみたけど、Amazonにあるにはあるけどバカ高い。
特売品見つけるまで待つか…、と思ったけどどうせ本物を食べたこと無いから正解はわからないんだし、思い立ったが吉日なのでマッサや赤パプリカなしで作ってみることにしました。
豚こま肉をにんにくで炒めて、白ワインと鯏を加えて軽く煮て、茹でた新じゃがを加えるだけ。
鯏と豚の旨味が融合して思いの外美味しくなりました。
この旨味を吸ったじゃがいもが超うまいし、最後に加えたレモンスライスがなにげに良い仕事していますです(^^)v
料理のレシピをみて「アレンジする」というと材料や分量を変えてみたり他の材料をちょっと足してみるのが普通ですが、ポイントになる材料をまるまる入れないというのは初めての試みです。
これだとアレンテージョとは名乗れないかもしれないけど、美味しく出来たので満足(^^)v
…でも、一度本物を食べてみたいのですよ(^^;
レシピ:マッサ抜きのアレンテージョ
::材料
- 新じゃが 3個(約280g)
- 鯏(あさり) 270g
- 豚こま肉 200g
- にんにく 2片
- オリーブオイル 適量
- 白ワイン 1カップ
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- パセリ(ドライ) 適量
- レモン 1/4個
::作り方
- 新じゃがはよく洗い、皮のまま水から茹でる。約25分
- 鯏(あさり)は海水と同程度の塩分濃度の塩水につけ暗くして、砂抜きをしておく
- 豚こま肉は適当な大きさにカットしておく
- みじん切りにしたにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れ、強火で炒め、オイルが沸いてきたら弱火に落として香りが出るまで炒める
- にんにくの香りが立ってきたら強火にして、3の豚こま肉を入れて全体が白くなるまで炒める
- 豚こま肉に火が通ったら白ワインと2の鯏を入れて、沸騰したら蓋をして鯏の口が全部開くまで煮る。約3分
- 6のフライパンに茹で上がった新じゃがを八つ切にして入れ、軽くかき混ぜて蓋をして更に3分ほど煮て新じゃがにだし汁を吸わせる
- レモンをいちょう切りにして加えひと混ぜして、器に盛り付け、ドライパセリとミルで挽いた黒胡椒をふれば出来上がり
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トマトとルッコラのサラダ
今日は赤パプリカはなかったけど、ルッコラが特売でした。
ルッコラなんて普通の値段でもあまり見かけないのに、特売なんて珍しいので思わず買ってしまいました。
買ってきたは良いけど普段使わない野菜なのでどうあしらってよいやら(^^;
イタリアンの食材なのでトマトとオリーブオイルで和えてサラダにすればそれっぽくなるよなぁ、と高を括って適当に作ってみたら、ルッコラの香ばしい苦味がトマトの甘味と相まって美味しいサラダになりました。
この噛むと広がる胡麻のような香りが良いですね。
適当に作ったにしては上出来なサラダなのです(^^)b
レシピ:トマトとルッコラのサラダ
::材料
- ルッコラ 1束(5株)
- トマト 中2個
- プロセスチーズ 45g
- オリーブオイル 適量
- レモン 1/4個
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- ミル挽き黒胡椒 適量
::作り方
- ルッコラは4cm幅ぐらいのざく切りにする
- トマトは8等分の串切りにして、更に縦半分に切る
- プロセスチーズはチーズおろしでおろしておく
- 1のルッコラと2トマトをボウルに入れ、少しずつ3のチーズとオリーブオイルを入れながら混ぜる
- レモンを絞り、塩・胡椒をふって軽く混ぜ、器に盛り付け、ミルで挽いた黒胡椒をふれば出来上がり
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今夜のお酒
青森県・鳩正宗株式会社
今日は北の銘酒・鳩正宗の夏酒です。
「華さやか」とは青森県で開発された新しい酒造好適米で、鳩正宗の杜氏さんがブランド推進協議会の会長なのだとか。
この「鳩正宗 華さやか」銘醸鳩正宗の杜氏が気合を入れているからなのか、なかなか秀逸な出来です。
スッキリとした酸とほのかに香る上品な麹香のバランスが絶妙で、スルスル飲めてしまうお酒ですね。
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