今夜の肴は手抜きおつまみで二品。
メインは買って焼くだけの赤魚の粕漬けだし、副菜は一昨日から漬けてあった大根をマリネ液で和えただけ。
別に手を抜きたかったわけじゃないけど、たまたまこういうことになってしまう日もあるのですよ(^^;
赤魚の粕漬け焼き
今宵の肴はスーパーでよく見かける「赤魚の粕漬け」です。
「赤魚」と言われてもなんの魚かわからないし、パッケージをみても魚種は書いてないので敬遠していたのですが、今日は特売品のお値打ち価格でなんとなく美味そうに見えて買ってしまいました(^^;
買って帰ってから調べてみると「赤魚」として売られている魚は魚体が赤い魚の流通上の総称で、代表的なのがアコウダイ(メヌケ)で他にはチヒロアカウオ、モトアカウオ、アラスカメヌケなどがあるそうな。
これはパッケージに「ロシア産」と書いてあるのでおそらくアラスカメヌケでしょう。
ネットでは「鱗が取られてなくて食べづらい」という情報がけっこうあって、パッケージにも「骨・ウロコがついております。お召し上がりの際にはご注意ください」と書いてあったので、念の為焼く前に鱗をひいてみたら殆ど鱗はありませんでした。
ただ、あきらかに鱗をひいたあとがあるのにちょっとだけ鱗が残っていたのは残念。
もうちょっとしっかり鱗を取れば「鱗無し」って謳えるのにねぇ。
でも「鱗無し」と謳って鱗が残ってたりしたら文句言われるから、念の為「鱗がついております」と表記してるのかも。
なかなか難しいですね(^^;
酒粕の甘味と香りが染み込んでグリルで焼くと香ばしく、酒の肴にはもってこいの魚です。
たまにはこういう「買って焼くだけ」の魚もいいもんですね(^^;
レシピ:赤魚の粕漬け焼き
- 赤魚の粕漬け 3枚
- 塩 適量
- 赤魚の粕漬けの酒粕をかるく洗い流し、包丁の背で鱗を取る
- 軽く塩をして片面焼きのグリルで身を上にして軽く焦げ目がつくまで焼く。約7分
- ひっくり返して皮目も焼く。約6分
- 器に盛り付ければ出来上がり
※海魚なので「川は皮から、海は身から」の諺にならって身から焼きました
※身が柔らかいので、ひっくり返す時に崩れないように注意
大根の塩レモンマリネ
先日業務スーパーで買った塩レモンがオリーブオイルと合わせるとさらに美味しくなることを発見したので、今日は再確認のために大根のマリネを拵えてみました。
前回は蕪の旨酢漬けに塩レモンを添えてオリーブオイルを振りかけるカルパッチョ風の仕立てでしたが、今回は塩レモンとオリーブオイルを混ぜて大根にからめてマリネ風です。
大根の旨味と塩レモンの酸味とオリーブオイルの香りが上手いこと絡み合って、こいつも美味しくなりました(^^)b
オリーブオイルと和えると塩レモンの角がとれて、まろやかになるんだね。
この味結構お気に入りで、メインの赤魚の粕漬け焼きよりこっちが先になくなっちゃいましたよ。
うーん、これは野菜以外でもいけるかも。
そのうち白身魚のカルパッチョでも試してみたいです(^^)。
レシピ:大根の塩レモンマリネ
- 大根 1/4本
- 塩 適量
- 穀物酢 1/3カップ
- 和風ダシ顆粒 小さじ1
- 塩レモン 小さじ1/2
- パセリのみじん切り 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- 大根は皮を剥き2cmぐらいの角切りにして、塩をふり水が出るまで放置しておく。約1時間
- 1の大根の水気を切り保存袋に入れ、穀物酢と和風ダシを加えてよく混ぜ、保存袋の空気を抜いて封をして冷蔵庫で一晩寝かせる。
- ボウルに塩レモン、パセリのみじん切り、オリーブオイル、2の保存袋の穀物酢大さじ1を入れよく混ぜて乳化させてマリネ液を作り、2の大根を入れて和える
- 器に大根を盛り付け、ボウルに余った乳化したマリネ液を回しかければ出来上がり
今夜のお酒
この「雁木 夏辛口純米」辛口と言いながら辛口と感じさせないところがいいですね。
口当たりがシャープだけど仄かな旨みでスルスルと飲めてしまいます。
おかげで呑みすぎてしまいました(^^;
雁木は初めてなのですが、まだまだ日本には美味しい日本酒があるんだと教えられましたよ。
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