お昼ご飯 飴色新玉ねぎとアンチョビのパスタ と プーアル茶の熟茶

旬の新玉ねぎを飴色に炒めてアンチョビをあわせてパスタのソースにしました。
新玉ねぎの甘味とアンチョビの旨味と塩味の絶妙なコラボ。
明日も作ろうかなぁ、と思うほどウマウマでした(^^)v

簡単だけど贅沢なパスタ

先日サラダを作った時に半分余ってしまった新玉ねぎ。
新玉ねぎはそのままでも足が速いけど半分に切ったままだとなおさら痛みやすい。
酒の肴用に買った新玉ねぎだけど、なにも酒の肴にしか使っちゃいけないとう決まりはないので今日はパスタで使ってしまうことにしました。

素材そのものが十分に美味しいので、新玉ねぎを飴色に炒めて甘みを出して刻んだアンチョビを加えただけのシンプルなパスタソースに仕立てました。
甘味は新玉ねぎから、塩見はアンチョビからいただいて後は胡椒をふるだけ。
材料が少ないので作り方も簡単です。

イタリアでは「貧乏人のパスタ」と呼ばれるパスタが何種類かあって、このレシピもその一つ。
確かに材料は少ないけど、旬の新玉ねぎとアンチョビってコストはそれなりにします。
名前とは裏腹に実は「贅沢なパスタ」なのです(^^)v
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レシピ:飴色新玉ねぎとアンチョビのパスタ

::材料
  • スパゲッティ 100g
  • 新玉ねぎ 1/2個
  • にんにく 1片
  • オリーブオイル 適量
  • アンチョビ 10g
  • 塩 少々
  • 胡椒 少々
::作り方
  1. スパゲッティは標準時間茹でる
  2. 新玉ねぎは予めスライスして冷凍しておく。※一度冷凍しておくと早く飴色になります。冷凍しないと1時間ぐらいかかるところ、冷凍すると10〜15分でOK
  3. にんにくをみじん切りにしてフライパンに入れオリーブオイルで香りが立つまで強火で炒める
  4. 3に冷凍した新玉ねぎをそのまま加えて炒める。余り混ぜすぎないのが早く飴色にするコツ
  5. 4の新玉ねぎが飴色になったらアンチョビをみじん切りにして加え、一度なじませてからパスタの茹で汁をレードル1杯(約50mL)加え、よく混ぜて乳化させる。乳化したら味を見て塩・胡椒で味を整える
  6. 茹でたスパゲッティを5のソースに絡め、器に盛り付ければ出来上がり
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今日のお茶

プーアル茶(普洱茶)の熟茶

先日タイの痩せるお茶を飲んで思い出したのが普洱茶。
ダイエットティーとしてはこっちのほうが昔から有名ですね。
中国茶の中では黒茶に分類される普洱茶、特に熟茶(※)は茶葉も淹れたお茶も色が濃く「黒茶」と呼ばれるのも納得。
ダイエットに良いとされるのはおそらく生茶が酵素発酵させることに由来するものだと思いますが、今日はとりあえず庶民の味方の熟茶にしました。

中国の茶屋街やお茶市場の中には必ず普洱茶の専門店があります。店先や店内の棚に餅茶(円盤状に固めたお茶)があって、店内に黒い熟茶の散茶(固められてない茶葉)が大量に入った大きな茶箱が並んでいるのが定番のスタイル。
慣れるとすぐに見つけられます。

この普洱茶の熟茶、促成発酵で作られるだけあって値段が安いのが特徴。個人的な好みでよく買っていた武夷岩茶の1/3か1/4ぐらいの値段だったと思います。
その為か業者専門で小売を嫌うお店がたまにあって、個人の旅行客と分かると相手にもしてくれない事もありました。
普通のお茶の量り売りは「斤」が最小単位で中国では1斤=500g。
独り者の自分土産に1斤は多すぎるので店先で「半斤可以吗?」(パンチンカイマ?:250g出来ますか?)と訊いて「可以、可以」(カイ、カイ:OK、OK)と言われてからお店に入るようにしていました。
まあ、大抵のお店は「可以」なんですけどね。

今思えば、あの相手にしてくれなかった普洱茶のお茶屋さんは日本人や欧米人に50gとか100gで売るように言われて辟易したんでしょうね。
だって普通の普洱茶専門店には半斤か1斤用の袋しか無いんだから(^^;

※普洱茶の生茶と熟茶
普洱茶は発酵方法の違いで生茶と熟茶があります。
本来の作り方は生茶で長い年月をかけて熟成していくお茶(経年熟成するお茶)。
熟茶は近年になって作られるようになった促成発酵で作らるお茶で経年熟成はあまりしないお茶です。
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