イタリアのパスタにはspaghetti del poverello「貧乏人のスパゲッティ」と呼ばれるレシピがいくつかあるそうです。
先日作った新玉ねぎとアンチョビのスパゲッティもその一つ。
最も有名なのが卵2つとチーズだけで作る「貧乏人のスパゲッティ」で、イタリア全土のパスタを網羅した有名なレシピ本に出てくるそうな。
「貧乏人のスパゲッティ」のお米バージョン
有名と言ってもイタリアでも日本でも提供するレストランは殆どないのでネットで検索すると出てくる程度。大体のレシピサイトでは「独身男性が作るイタリアのたまごかけご飯的なパスタ」と紹介されています。
ここ(macaroni)とか、ここ(note)で。
毎度のことだけど「今日の昼飯は簡単なのがいいなぁ」と思ってググっていたら、たまたま「貧乏人のスパゲッティ」のレシピを見つけて、作って見ようと思ったらスパゲッティのストックを切らしてました…。何たる失態(T_T)
ショートパスタで作ろうかと思ったんだけど、それでは芸がないのでお米で作ってみることに。
題して「貧乏人のピラフ」です(^^;
お一人様用の土鍋で炊いて、そのまま土鍋からいただくといういつものずぼらスタイル。
独身男性が作る「貧乏人のピラフ」なのでこれでいいのです(^^)。
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レシピ:土鍋で作る「貧乏人のピラフ」
- 無洗米 1合
- 玉ねぎ 1/2個
- 鶏ガラスープ顆粒 大さじ1
- バター 大さじ1
- 卵 2個
- にんにく 1片
- オリーブオイル 適量
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- パルメザンチーズ 適量
- 無洗米をザッと洗い給水させておく
- 給水させた無洗米を土鍋に入れ、適量の水を入れる ※土鍋でお米を炊く方法はこちらを参照
- 2の土鍋に玉ねぎのみじん切り、鶏ガラスープ顆粒を入れて軽く混ぜ、バターを入れて通常と同じ様に炊飯する。
- 炊飯している間に卵を1個溶き卵にしておく
- お米が炊けたら蓋を開けて手早く4の溶き卵を回しがけ、蓋を閉じて蒸らす
- 蒸らしている間にフライパンにスライスしたにんにくをオリーブオイルで炒め、残りのもう1個の卵で半熟の目玉焼きを作っておく。弱火で約2分半
- 蒸らしが終わったらしゃもじで表面で固まった卵とお米を全体的に混ぜ、味見をして塩・胡椒で味を整え、6の半熟目玉焼きとにんにくをのせ、パルメザンチーズを適量ふれば出来上がり
お一人様用の土鍋からそのままいただきます(^^)v
でも、これ食えるならそこそこ裕福な貧乏人だと思うなぁ…。
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今日のお茶:金駿眉
中国紅茶 金駿眉
深センの玄関口・羅湖の街から北東に約30Kmの所に龍崗という新興の小さい街があります。
取引先の工場があったのでこの街を度々訪れる時期がありました。長期出張の時などは当然歩き回ってみるのですが、新しい町並みと昔ながらの町並みが混在したなかなか面白い街でした。もう10年ほど前の話です。
歩き回って見つけた駅近くのお茶屋街に、当時お気に入りの武夷岩茶を扱うお店を発見。何度か通ってお店の人と顔見知りになった頃「金駿眉」という紅茶を進められました。なんでも「今人気のお茶」なのだとか。
話を聞くと武夷岩茶と同じ福建省の武夷山が産地。なのでこの店でも扱っている(と言っていたと思う(^^;)
お店の人がやたら進めるので試しに飲んでみるとたしかに美味しい。
貧乏舌の私でも分かる上等な紅茶でした。
中国紅茶といえば
- 世界三大紅茶にも選ばれている安徽省の「祁門紅茶」
- 独特な香りで紅茶の祖とも言われる福建省の「正山小種」
- 杭州の「一紅一緑」と謳われる「九曲紅梅茶」
あたりが有名なのは知っていましたが「金駿眉」というのは初耳。
偽物が横行する中国で「聞いたこと無いお茶」ってのはいかがなものかと思って
「金駿眉なんて聞いたこと無いよ。ホントに人気なの?」と言ったら
「だって最近売り出し始めたばかりだから」とな(*_*)
長久のお茶文化を誇る中国で、今でも新しいお茶が生まれるというのに驚いたのをよく覚えています。
日本で例えると、お茶処の静岡で新しく紅茶を作るようなもんだからね(^^;
金色と言われればそうとも見える「ゴールデンティップ」と呼ばれる茶葉が入った金駿眉。
偶然出会えた銘茶なのです(^^)。
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