最近野菜が不足しているので、今夜は美味しいだし汁で野菜を沢山食べる肴にしてみました。
春の野菜といえば春キャベツと新玉ねぎ。
一見野菜が脇役の様で、実は主役な肴なのです(^^)。
キャベツたっぷりの鯏の酒蒸し
鯏を使った酒の肴と言えば「鯏の酒蒸し」あたりが定番ですが、毎回作るたびに「だし汁がもったいないなぁ」と思うわけです。
〆が食べたいときなどはお茶漬け風にして食べることもあるけど、そうそう都合よくお米が炊けてるわけじゃないので普段は翌日に繰り越してご飯にかけたりラーメンのスープに加えたりしています。
これがまた美味いんだよねぇ。
今夜はこの美味しい鯏のだし汁に最初からキャベツを漬け込んでしまおうという発想で一皿拵えてみました。
キャベツをメインにしたいので、ちょっと混ぜ込むという量じゃなくてどっさり入れて、鯏と一緒に酒蒸しに。
出来上がってみたら酒で蒸された鯏ももちろん美味しいし、鯏のだし汁でひたひたになったキャベツがもりもり食べられる春らしい一皿になりました。
適当に作ったわりに目論見通りでご満悦なのです(^^)v
レバーはレアが美味しいのです
もう一品も「美味しいだし汁に野菜を合わせる」という同じ発想で作ってみました。
こちらは鶏レバーと新玉ねぎです。
最近鉄分も不足してるんだよねぇ(^^;
鶏レバーをつかったレシピを調べると醤油系の味付けが多いけど、個人的にはあっさりした塩系の味付けが好み。焼き鳥でレバーを注文する時は絶対塩なんです。
鶏レバーで肴を拵える時によくやるのが、軽く炒めてからバターとレモンで和える「バターレモン焼き」
鶏レバーは外は火が通ってハリがよく、中はトロッとしたペースト状のレア気味に仕上げるのが好みです。
焼くだけだと料理にならないので、レバーに程よく火が通ったらバターを溶かしてレモン汁を加えてさっと和えるとさっぱりしたレバーの肴が出来上がります。
…と、普段ならこれで出来上がりなんだけど、今日はちょっとひと手間加えてみました。
途中白ワインを加えてだし汁が多めになるように調整して、器には生でも食べられる新玉ねぎのスライスをを敷いて盛り付けました。
鶏レバーの出汁にバターとレモンが加わっただし汁に新玉ねぎのスライスが浸されて、良い感じの付け合せになってくれました。
美味しかったので汁も残さず平らげたのですよ(^^)v
レシピ1:春キャベツと鯏の酒蒸し
- あさり 250g
- 春キャベツ 1/4玉(約250g)
- にんにく 1片
- ごま油 適量
- 醤油 小さじ2
- 料理酒 1/2カップ
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- あさりはボウルに入れ、水で殻をこすり合わせるようにして洗い、海水程度の塩分濃度の塩水に漬けて砂抜きしておく
- 春キャベツはざく切りにする
- フライパンにみじん切りにしたにんにくとごま油を入れて強火にかけ、油が沸いてきたら弱火に落としてにんにくの香りを出す
- にんにくの香りが立ってきたら強火にして1のあさりを入れ、醤油を垂らし、ひと煮立ちさせたら料理酒と2の春キャベツを入れ、軽く塩をふり蓋をする。3分間放置
- 4のあさりの口が開き、キャベツがしんなりしたら胡椒をふり軽く混ぜる
- 器にキャベツが下になるように盛り付け、スープを注げば出来上がり
レシピ2:鶏レバーのバターレモン焼き
- 鶏レバーとハツ 250g
- オリーブオイル
- 白ワイン 大さじ3
- バター 大さじ1
- レモン 1/2個
- 塩 少々
- 粗挽き胡椒 少々
- 新玉ねぎ 1/2個
- 鶏レバーは一口大に、ハツは縦半分に切って血を洗い流しておく
- レモン1/2個から後で搾る用に串切りを1-2片切り分けておく
- オリーブオイルをフライパンで熱し、1の鶏レバーとハツを炒める。レバーは火を通しすぎると固くなるので、レア気味に仕上げる
- レア気味に火が通ったら白ワインを加えアルコール分を飛ばし、バターを加え、2のレモンの残りを絞り、最後に塩・粗挽き胡椒で味を整える
- 器に新玉ねぎのスライスを敷き、4のレバーとハツを盛り付け、フライパンに残ったスープを回しかければ出来上がり
今夜のお酒
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