今日は久しぶりに我流のポテサラです。
宅飲み宴会で人が集まった時に出すといつも人気の鉄板の一皿。
そろそろ新じゃがが出始める季節なので、古いじゃがいもの在庫整理なのです(^^)。
チーズ好きのためのポテトサラダ
いつ頃だったかは忘れてしまいましたが、ネットでイタリア風だかフランス風だかのチーズを使ったポテトサラダのレシピが紹介されているのを見つけました。
ポテトを潰す手間がないのが気に入って作ってみたら、いわゆるポテサラとは全然違う料理だけど、これはこれでイケる。
なんと言ってもチーズたっぷりなのが気に入りました。
(写真の白いキャベツの千切りのようなのがおろしたチーズです)
当時はレシピ通りに作っていたのだけど、何度か作っているうちに原型のレシピはすっかり忘れてしまい、今では自己流にアレンジして作っています。
基本的には粉吹き芋を作れば後は混ぜるだけだし、普通のポテサラみたいに潰す工程が無いのでこっちのほうが簡単。
プロセスチーズをおろすのが面倒なんだけど、チーズ好きなのでそこはがんばるのです(^^)v
そういえば最近ブロックのプロセスチーズってスーパーで見かけなくなりましたよね。
こういうやつ↓
切れてるチーズとか6Pチーズはあるんだけど、あの小さいレンガみたいな形のプロセスチーズはどこに行っちゃったんだろう?
色々と使えて便利なんだけどなぁ…。
新玉ねぎと鶏もものブラザート?
とろとろに煮込まれたの新玉ねぎを食べたくて作ってみたものの、出来上がったこの料理を何と呼べばいいのか…。
にんにくとハーブとオリーブオイルを使っているのでイタリアンになるのかな?
イタリアンで「煮込み」をなんと言うのか調べてみたら「ストゥファート」か「ブラザート」と呼ぶそうです。他にも幾つかあるけど、基本的にはこのどちらか。
何が違うのかといえば、ストゥファートは野菜を炒めないがブラザートは炒める、とか、ストゥファートには野菜を加えないがブラザートにはたっぷり加える、とか諸説あるけど実際は曖昧なのだとか。
言われてみれば和食でも「煮る」と「炊く」の境界は曖昧。
関西圏では「煮る」と「炊く」は同意だとか。
そういえば関西の銘品・いかなごのくぎ煮は「くぎ煮を炊く」っていうもんね。
昔小説を読んでいて「さて、そろそろかぼちゃを炊こうかね」というセリフを見た時は「なるほど、西の方ではかぼちゃは『炊く』と言うのか」と感心したのを覚えています。
ちなみにイタリアンではストゥファートとブラザート以外にもストラコット とかラグー とか、他にも幾つか煮込み系の料理の呼び名があるそうです。
和食でも煮物、煮込み、煮付け、炒め煮、含め煮、炊合せ、などの呼び名があるのと一緒ですね。
いろいろ考えたけど結局この料理は「新玉ねぎと鶏もものハーブワイン煮込み」に決定。
「新玉ねぎと鶏もものブラザート」だとピンと来ないもんね(^^;
白ワインでじっくり煮ようと思ったら煮汁がだいぶ煮詰まってしまい、どちらかと言うと「炊く」に近い調理になってしまったけど、鶏ももと新玉ねぎがトロトロに煮込まれた美味しい一皿になりました。
そういえば昔々の晩飯の時、おふくろに
「これなんていうの?」と訊いたら
「いちいち名前なんて考えてないわよ!」と軽くキレられたことがあります。
今なら分かる、あの時のおふくろの気持(^^;
レシピ:酔狐流ポテトサラダ
- じゃがいも 3個
- いんげん 5本
- 鶏ガラスープ顆粒 大さじ2
- オリーブオイル
- プロセスチーズ 80g
- 塩
- 粗挽き胡椒
- じゃがいもは皮を剥いて一口大に切り、水から茹でて粉吹き芋を作る
- いんげんはじゃがいもを茹でている鍋が沸騰したら一緒に入れて3分煮て取り出し、3cmぐらいに切っておく
- 1の粉吹き芋の入った鍋に鶏ガラスープ顆粒とオリーブオイルを加え、ヘラで混ぜて粉吹き芋の粉をペースト状にする
- プロセスチーズをチーズグレーターでおろす
- 3の芋に4のおろしたプロセスチーズを1/3ほど加えて軽く和えて、味をみて塩と粗挽き胡椒で味を整える
- 5の芋を器に盛り付け、2のいんげんを散らし、残りのおろしたプロセスチーズを散らせば出来上がり。
※おろしたプロセスチーズは室温で放置していると、まとまってしまって散らしにくくなるのでプロセスチーズはおろす直前まで冷蔵庫で冷やしておくのがポイントです。
※チーズグレーター(チーズおろし器)はこれを使っています。
これ一台でチーズおろしだけじゃなく、にんにくや生姜おろしもこなすスグレモノ。
シンプルで使いやすいので長年愛用しています(^^)。
レシピ:新玉ねぎと鶏もものハーブワイン煮込み
- 鶏もも肉 1枚
- 新玉ねぎ 1個
- 人参 1/3本
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ2
- 水 1/2合
- 鶏ガラスープ顆粒 大さじ1
- ワイン 1合
- タイム(ドライ) 小さじ1/2
- ローズマリー(ドライ) 小さじ1/2
- ローリエ 2枚
- 塩 適量
- ミル挽き胡椒 適量
- 鶏もも肉は一口大に、新玉ねぎは6等分の串切りに、人参はいちょう切りにする
- にんにくのみじん切りとオリーブオイルを深底のフライパンに入れ最初は強火で熱し、沸いてきたら弱火にしてにんにくの香りを出す。
- にんにくの香りが立って来たら強火にして、1の鶏もも肉を入れて皮目から焼き、時々裏返して全体を焼く
- 鶏肉の全体が白くなったら1の新玉ねぎと人参を加えオリーブオイルをなじませて、水で溶いた鶏ガラスープ顆粒と白ワイン、ローズマリー、タイム、ローリエ、塩少々を加え煮る。強火で約10分
- 4の鶏肉に十分火が通ったら弱火に落とし、蓋をしてスープを少し煮詰める。約5分
- スープがとろっとして来たら火を止め、器に盛り付け、ミル挽き胡椒をふれば出来上がり
※ローリエ(ベイリーフ)は入れる前に少しガス火で炙ると香りが良くなります(^^)v
今夜のお酒
〜日常の乾杯に感動を〜
米を磨けば美味い日本酒ができるのか?
精米歩合70%でも綺麗で旨味があり
切れのある純米酒を醸したい。
何より日常の乾杯で感動を与える酒をお届けしたい。
そんな思い出この酒を作りました。
米をあまり磨かない純米酒でありながら
この酒は「ちえびじん」の代表種です!
こういう低精米で美味しいお酒を醸せる酒蔵って大好きです(^^)。
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