今夜の肴 クリームチーズで作るポテトサラダ と 白身魚のミラノ風フライ

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今夜は珍しく手間のかかるレシピで二品。
酒の肴は簡単レシピにすることが多いんだけど、今日は試してみたい料理があったのでちょっと頑張ってみました。
フライなんて久しぶりに作りましたよ。
この歳になると油ものは胃に応えるのでねぇ…。

温かいポテサラが好きなのです

ポテサラ、好きなんですよねぇ。
居酒屋に入ってとりあえず「本日のおすすめ」か刺盛りか串盛りあたりを頼んで、それだけじゃ寂しいときに一緒に頼んだりする一皿です。
大抵の居酒屋のメニューにあるし、作り置きしてあるからすぐに出てくるし、ハズレがないのがこいつの良いところ。

ポテサラと言えば、茹でたじゃがいもをマッシュして人参やキュウリや玉ねぎ、あとは短冊切りにしたハムなんかが入っていてマヨネーズで和えたものですが、じゃがいもを完全に潰すか食感を残すように少し残すか、マヨが多めか少なめか、店によって個性がでるのも面白いところです。

もちろん自分でも作ったりするんですが、自分で作る時は茹で上がったじゃがいもの皮を剥いたらすぐに潰して和えて温かい状態で食べてます。
居酒屋の冷たいポテサラもいいけれど、出来たての温かいポテサラが好きなんですよね(^^)v

今日は茹でたてあつあつのじゃがいもじゃないと作れないポテサラを作ってみました。
マヨは使わずクリームチーズで和えているので冷めると固まっちゃうポテサラなのです(^^;

つまみやすいように小さめの一口大に切ったじゃがいもをわざとほとんど潰さず、クリームチーズと粒マスタードで手早く和えただけの、出来たてが一番美味しいポテサラ。
宅飲み呑兵衛ならではの酒の肴ですね(^^)v

チーズが香るミラノ風のフライ

先日「ミラノ風カツレツ」のレシピ動画を見ていたら「日本のカツレツとの最大の違いはバッター液にパルメザンチーズを入れること」とのたまっていました。
…なるほど、あの衣の風味はパルメザンチーズだったのか。
薄く叩き伸ばしたカツレツを「ミラノ風」って言うのかと思ってたけど、それだけじゃないんだね(^^;
一つ学んだので今日は白身魚のフィレを「ミラノ風」のフライにしてみました。

サクサクの衣にチーズの香り。
「ミラノ風」の衣は肉より魚の方が合うんじゃないかと思う、美味しい一皿になりました(^^)v

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レシピ1:大人のポテトサラダ

::材料
  • じゃがいも 2個
  • クリームチーズ 50g
  • 自家製タプナード 小さじ2
  • 粒マスタード 大さじ1
  • 白ワインビネガー 大さじ1
  • 塩 少々
  • イタリアンパセリ(ドライ) ひとつまみ
  • ミル挽き黒胡椒 たっぷり
  • オリーブオイル 適量
::作り方
  1. じゃがいもを水から、竹串がスッと通るぐらいになるまで茹でる。約30分
  2. じゃがいもが茹だったら熱いうちに薄皮を剥き、小さめの一口大に切る
  3. クリームチーズは電子レンジで1分加熱して柔らかくしておく
  4. 2のじゃがいもをボウルに入れ3のクリームチーズを加え、クリームチーズをじゃがいもになじませるように混ぜる
  5. 4に、自家製タプナード、粒マスタード、白ワインビネガーを入れて軽く混ぜ、塩で味を整える。混ぜる時にじゃがいもが崩れすぎないように注意
  6. 5を器に盛り付け、ミルで黒胡椒を挽き、イタリアンパセリを散らし、オリーブオイルをふれば出来上がり
※5で粘りが硬い時はオリーブオイルを少しづつ足して調整します。
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レシピ2:白身魚のミラノ風フライ

::材料
  • 白身魚のフィレ(骨なし) 2枚
  • 卵 1個
  • パルメザンチーズ 大さじ1
  • 塩 少々
  • 胡椒 少々
  • 乾燥パン粉(中目) 1カップ
  • ドライバジル 小さじ1
  • オリーブオイル 適量
  • レモンスライス 2枚
  • トマト 1/2個
::作り方
  1. 卵をボウルに割り、パルメザンチーズ、塩、胡椒を入れてよく混ぜる
  2. パン粉は手で揉んで細かくしておく(細目のパン粉ならそのままでOK)
  3. 2のパン粉にドライバジルを混ぜておく
  4. 白身魚のフィレに1を両面くぐらせ、パン粉をまぶして少し押さえ、馴染むまで10ほど置いておく
  5. フライパンにオリーブオイルを5mmぐらいひき、180℃まで熱し、4の白身魚を入れ、焼き色を見ながら時々ひっくり返して両面がきつね色になるまで焼く。
  6. 焼き上がったら器に盛り付けてレモンスライスを添え、付け合せにトマトを角切りにして添えてドライバジルと塩をふりオリーブオイルを一振りすれば出来上がり。
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今夜のお酒

「純米吟醸 山和 吟のいろは50」
宮城県 山和酒造店

このお酒に使われている酒米「吟のいろは」2020年にデビューした宮城県産の酒造好適米だそうです。
「蔵の華」以来23年ぶりの酒米の新品種だとか。
未だに研鑽を続ける農家さんに脱帽なのです。

2020年に酒米としてデビューしたということは、お酒になって出荷されるのは今年が初めてのはず。
初物にあやかれるとは嬉しい限りです。
一口含むと爽やかな香りと綺麗な旨味がバランスよく広がる美味しいお酒に仕上がっています。
さすが宮城の銘醸・山和ですね。

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