お昼ご飯は筍ご飯!
筍シーズンに一度は食べておきたいご飯です。
今日は筍ご飯をお一人様用の土鍋で炊いて、炊きたてのホクホクを土鍋から直接食べたのでした(^^)。
春の御馳走・筍ご飯
一昨日生で買ってきてアク抜きした筍。
昨夜は半分をバターソテーにして残り半分を鍋の水につけておいたんだけど、常温保存がまずかったのかちょっと色が悪くなってしまいました。
色の悪いところを切って食べてみたけど味は変わらないのでそのまま筍ご飯に…。
まあ、独り者の食卓なんてこんなもんです(^^;
炊き込みご飯ってなんか御馳走感があって好きなんだよね。
ちょっと心配したけど、味と香りは文句なし。
やっぱり旬の筍ご飯は美味しいでのす(^^)v
レシピ:土鍋で筍ご飯
- 米 1合
- アク抜きした筍 100g
- 油揚げ 1枚
- ☆醤油 大さじ1
- ☆みりん 大さじ1
- ☆白だし 大さじ1
- 米は洗って水に浸しておく
- 筍は食べやすい大きさに、油揚げは短冊切りにする
- 土鍋に1の米と2の筍と油揚げを入れ、水1合と☆を入れて炊飯する(*1)
- 蒸らしが終わったらさっくりと混ぜて、あれば木の芽や三つ葉のみじん切りなど(*2)を添えて出来上がり
*1:土鍋の炊飯方法はこちら
*2:今日は木の芽も三つ葉もなかったのでパセリを添えました。何も無いと色味が寂しいので(^^;
今日のお茶:武夷岩茶
今日のお茶は中国茶の中では一番のお気に入り「武夷岩茶」です。
武夷岩茶といえば「大紅袍」というお茶が有名ですが、国家で管理されているとか、原木は相当な老木であと数本しか無いとか言われていて、もはや幻のお茶。
あるあるですが、中国の量り売りをするお茶屋さんで武夷岩茶を買うとデカデカと「大紅袍」とプリントされた袋に入れてくれたりします(^^;
こちらも分かっていながら「ホントに大紅袍なの?」と聞くと軽いノリで「そんなわけ無いでしょ」とか「こんなとこで売ってるわけ無いじゃない」と返されるのが定番のやり取りでした。
ところが崑山に出張で行った時に訪れたお茶屋さんはちょっと違いました。
例によってお茶屋街を散策して武夷岩茶を扱うお店を探し当てたので入ってみることに。
武夷岩茶がほしい伝えると優雅なお点前で試飲のお茶を淹れてくれました。
手頃な武夷岩茶を幾つか選ぶと「大紅袍」と印刷された茶筒に入れてくれたので、いつものように「ホントに大紅袍?」と訊いたら「大紅袍は無いけど『小紅袍』ならあるよ」とな(*_*)。
小紅袍といえば大紅袍の木から接ぎ木して作られたという、大紅袍ほどじゃないけど大変高価なお茶です。
もうお会計まで済ませていたので試飲はしないで値段だけ訊いたら、確かその時買った武夷岩茶の3倍ぐらいの値段でした。
そういえばお店の内装は古い年季の入ったものばかり…。
旅行者特有の怖いもの知らずで老舗高級店に入ってしまっていたようです(^^;
ほうほうの体でホテルに逃げ帰ってネットで調べてみたら小紅袍としては妥当な値段、というよりお買い得価格…。
買っておけばよかったなぁ、と後悔したのをよく覚えています(^^;
ちなみに「小紅袍が大紅袍の接ぎ木で作られた」というのは都市伝説で、実際は全然別の木だそうです。
産地が近くて味わいや風味がよく似ているので「小紅袍」と名付けられたそうな。
今思えば、あの時が大紅袍の片鱗「小紅袍」を喫する最後のチャンスだったのでした(^^;
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