最近チューブ入りわさびの原料が「山葵」じゃなくてホースラディッシュだと知り衝撃を受けました…。
ちょっと調べてみたらホースラディッシュの和名は「西洋わさび」というそうな。
ホース(Horse)ラディッシュ(Radish)っていうから「馬大根」かと思ってたよ。
「西洋わさび」という名前なのでわさびといっても間違いじゃないけど、なんか騙されてた気分なのです(^^;
山葵じゃなかったのね…
確かにチューブのわさびって「生の山葵とは香りがちょっと違うなぁ」とは思っていたのですが、材料そのものが違っていたとはねぇ。
別にホースラディッシュが悪いというわけじゃなくて、いわゆる「山葵」と思っていたものがホースラディッシュという別物だったことにショックを受けているのです。
はじめからそうならそうと言ってくれればいいのにねぇ(^^;
昔々L.Aに出張した時、同行した駐在経験のある先輩に「脂っこいステーキにはホースラディッシュが合うんだよ」と教えていただいたことがあります。
確かに脂っこいステーキをホースラディッシュが中和してくれて、量の多いアメリカのステーキを平らげるのには適した付け合せでした。
ステーキにおろしたホースラディッシュを添えて食べた時に気づいたのは、油と合わさると辛味が和らぐということ。
「なるほど、よく出来た組み合わせだなぁ」と感心したのを今でも覚えています。
チューブ入りわさびがホースラディッシュだと知った時に思い出したのが、あの時の「油との相性」
今夜はチューブ入り山葵をオリーブオイルにガッツリ入れたソースを作って、鶏むね肉のコンフィに添えてみました。
思いつきで作ってみたけど、ホースラディッシュの辛味が抜けて香りが引き立つ美味しいソースになりました(^^)v
今夜はソースのレパートリーが一つ増えた気分なのです(^^)b
切って和えるだけのコンカッセサラダ
冷蔵庫にクリームチーズとトマトと新玉ねぎが余っていたので、こいつらで簡単な副菜を一皿。
コンカッセサラダなのでクリームチーズも角切りにしたいのだけど、普通に切るとねっとりして四角くならないのは経験済み。
今日は半日冷凍庫で凍らせてから切るという小技を使ってみました(^^)v
野菜とクリームチーズを四角く切って、オリーブオイルとバジルで和えたら豪華な副菜になりましたよ。
最後に添えたオリーブの輪切りがアクセントになって、なにげにいい仕事してます(^^)v
レシピ:鶏むね肉のコンフィ 葱山葵添え
- ☆長ネギのみじん切り 一本分
- ☆万能ねぎの小口切り 1/3束分
- ☆チューブ入りわさび 大さじ1
- ☆オリーブオイル 大さじ4
- ☆鶏ガラスープ顆粒 小さじ2
- ☆塩 少々
- ☆胡椒 少々
- 鶏むね肉 1枚
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- ローズマリー 少々
- タイム 少々
- ローリエ 2枚
- にんにくのスライス 1片分
- オリーブオイル 大さじ4
- ☆の材料をよく混ぜて添えるタレを作ります
- 鶏むね肉を室温に戻し、塩・胡椒をまんべんなく刷り込み、ローズマリーとタイムをまぶす
- 2の鶏むね肉とローリエとにんにくのスライスを湯煎用のポリ袋に入れ、オリーブオイルを注ぎ口を閉じる
- 鍋で湯を沸騰させ、皿を一枚沈め、3の湯煎袋に入れた鶏むね肉を入れる。再度沸騰するのを待って、再沸騰してから1分間(鶏むね肉を入れてから約2分)そのまま放置し、1分たったら火を落とす。
- 4の鍋のお湯がぬるいお風呂ぐらいの温度になったら鶏むね肉の入った湯煎袋を引き上げ、鶏むね肉をスライスして器に盛り付け、1のタレを添えれば出来上がり
レシピ:トマトと新玉ねぎのコンカッセサラダ
- クリームチーズ 50g
- 新玉ねぎ 1/2個
- トマト 中1個
- オリーブオイル 適量
- 和風ダシ顆粒 小さじ1
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- オリーブ 4個
- ミル挽き黒胡椒 少々
- クリームチーズは冷凍庫で凍らせておく
- 新玉ねぎは1cmぐらいの角切りにして、ボウルに入れて塩をふっておく。30分ぐらい放置
- 2の玉ねぎの水を搾り、1のクリームチーズとトマトを1cmぐらいの角切りにしてボウルに加え、塩・胡椒、オリーブオイルを加えてさっくりと混ぜ、クリームチーズが解凍するまで放置。約10分
- 3を器に盛り付け、オリーブを輪切りにして添え、黒胡椒をミルで挽いてふりかけ、最後にもう一度オリーブオイルを回しかければ出来上がり
今夜のお酒
今宵のお酒「田光」は全量雄町を使ったお酒。
「雄町」といえば「オマチスト」と呼ばれる「雄町を使ったお酒しか飲まない人」がいるぐらい人気の酒造好適米です。
酒造好適米といえば今では山田錦や五百万石なんかが有名ですが、実はこれらのお米は雄町の子供。雄町を品種改良して作られたお米なんだそうです。
現在作付けされている酒造好適米の2/3は雄町を源流にしているのだとか。
雄町がなかったら今のような多彩な日本酒文化はなかったかもしれません。
「田光」は香りと旨味もさることながら切れの良いお酒。
さすが全量雄町のお酒ですね(^^)。
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