今日は季節外れのワカサギを見つけたのでカリッとフライにしてみました。
ワカサギはおかずにするには小さいけど、ひと手間かければつまんで丸ごと食べられるお酒のアテにぴったりな魚なのです。
季節外れの「ワカサギの旨塩フライ」
買い出しに行ったらスーパーで季節外れのワカサギを見つけて超びっくり。
実は数日前、過去のレシピを見返した時に「今年は冬のワカサギを食いそびれたなぁ」と悔やんでいたところだったので、迷わず即買いしましたよ(^^)v
北海道産とあるので北の大地ではまだ水揚げがあるんですね。
ワカサギ(公魚)はキュウリウオ目キュウリウオ科の魚。
その名の通り胡瓜の香りがする魚で、鮎やチカの仲間なんだそうです。
料理する時はその香りが臭みになることもあるのだけど、臭み抜きをしてやると上等な酒の肴になります。
今日はお酒に浸して臭みをとって、衣をまぶしてカリッと揚げて、ピンクソルトで仕上げてみました。
淡白な白身の魚なのにじっくり揚げると旨味がグッと凝縮されて最高の酒の肴になります。
揚げたてのあつあつをいただくのがなんとも美味しい。
宅飲み呑兵衛じゃないと味わえない美味さなのです(^^)v
こんなご時世だから、こういう小さい事がことさら嬉しかったりするのですよ(^^)。
自家製梅干しで作る「胡瓜のたたきの梅肉おかか和え」
今夜の「胡瓜の梅肉おかか和え」に使う梅干しは去年の夏に初めて自分で漬けたもの。
コロナ禍で緊急事態宣言解除後の第二波の真っ只中で、家時間が増えたので初めて梅干しを自分で漬けてみたのでした。
自分で漬けてはじめ分かったのは一年間の消費量。
1Kgの梅で漬けた梅干しがそろそろ無くなりそうなので、1Kgでは足らないけど2Kgじゃ多すぎるようです。
でも梅干し用の梅ってどこのスーパーでも1Kg単位なんだよねぇ(^^;
さて今年は何Kg仕込もうか…。
ちなみにもう一品がキュウリウオ科のワカサギだからといって、合わせて「胡瓜のたたき」を作ったわけではありません。
胡瓜が冷蔵庫で余っていただけでまったくの偶然です(^^;
レシピ:ワカサギの旨塩フライ
- わかさぎ 150g
- 料理酒 1/2カップ
- 小麦粉 大さじ3
- 塩(ピンクソルト) 適量
- わかさぎを水で洗い、キッチンペーパーで水気を取ったら料理酒に漬けておく。約30分
- 小麦粉と1のわかさぎの水気を切ってポリ袋に入れ、口を閉じて振り、わかさぎに小麦粉をまぶす
- 180℃に熱した油でじっくり揚げる
- 揚げ上がったらキッチンペーパーを敷いたバットに広げ、熱いうちに塩をまぶす
- 熱いうちに器に盛り付けたら出来上がり
レシピ:胡瓜のタタキの梅肉おかか和え
- キュウリ 2本
- 梅干し 2個
- 白だし 小さじ1
- 削り節 一握り
- キュウリをワインの瓶などでたたいて割って一口大にする
- 梅干しは種を外して包丁でたたく
- 1のキュウリと2の梅肉をボウルに入れ、よく混ぜて15分ほど放置
- 3のキュウリから水が出てきたら軽く絞って水を捨て、白だしと削り節を入れて軽く和える
- 器に4のキュウリを盛り付け、削り節をひとつまみ添えたら出来上がり
今夜のお酒
春酒のラベルに髪の長いパンツルックの女性が踊る陸奥八仙URARA。
こういうダジャレが分かる世代って、もう60代か70代じゃないだろうか…。
蔵元の高齢化が伺えるネーミングですね(^^;
ダジャレはおいといて、今宵のお酒は北の銘酒・陸奥八仙の春酒です。
柔らかく優しい甘味とそれを追うように広がる華やかな香りと微かな麹香。
北のお酒らしい美味しいお酒なのです。
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